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高首相「政界一致なら早期内閣改造を進言の用意も」

高首相「政界一致なら早期内閣改造を進言の用意も」

Posted October. 20, 2003 23:24,   

高建(コ・ゴン)首相は20日、内閣改造の議論に関し、「政界で歩み寄りが得られれば、これを検討して大統領に申し立てる用意がある」と述べ、内閣改造の早期実施の可能性を示唆した。

高首相は同日、国会統一外交安保分野対政府質問の答弁で内閣改造の時期について、「もし政界が再信任の手続きに関する政治的合意や超党的国政協力を前提に、現時点での内閣改造の早期実施の必要性に合意すれば、新たな国政運営の枠組みを構築するため、内閣改造を慎重に検討、申し立てる用意がある」と述べた。

また統合新党の指導部は、このほど辞表を提出した李光宰(イ・クァンジェ)大統領国政状況室長のほか、国政混乱の責任を理由に大統領府の関係者3人に対する退陣要求を大統領府側に伝えており、大統領府と内閣の早期刷新論をめぐり波紋が広がっている。

同党の千正培(チョン・ジョンベ)議員は同日の記者懇談会で、「李室長のことで『今回私は大丈夫』と考えている人はみんなやめるべきだ」と要求した。新党の指導部ではすでに李室長のほか、M、Y、P氏の大統領府関係者3人の同時退陣を大統領府側に求めている模様だ。

これについて、統合新党の金槿泰(キム・グンテ)院内代表も同日、「内閣改造は再信任以前は不可能だ」と述べる一方、「大統領府の入れ替えは(再信任以前でも)行われるべきではないかと思う」と強調した。

しかし、李炳浣(イ・ビョンワン)大統領広報首席秘書官は同日、「大統領府の入れ替えと内閣改造の問題は、大統領府の再信任問題に決着が付けられた後、話し合うべきだ」という立場を重ねて表明した。

一方、高首相は同日、「責任首相制を導入することで、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が国内問題には手をつけず、国家戦略目標に専念できるようにすることが国益に役立つと思わないか」と聞く金景梓(キム・ギョンジェ)民主党議員の質問に対して、「政界の合意が前提になれば、新たな国政運営の枠組みを検討し、大統領に申し立てる用意がある」と明らかにした。



朴成遠 崔永海 swpark@donga.com yhchoi65@donga.com