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不動産資金、請約市場に移行

Posted October. 19, 2003 23:22,   

ソウル江南地域のマンション価格の伸びが一時ストップするなか、首都圏の(住居と商店が同じ建物に入居している)住商複合マンションと、地方の分譲マンションへの契約申し込み(請約)が殺到している。政府が強力な不動産対策を予告しているうえ、土地公概念導入の煽りで江南地域の不動産市場が急速に冷え込んだことから、適当な投資先を探して、資金が揺れ動いている。

まるで、浮動資金が政府と鬼ごっこをしている様子だ。専門家は、このような投資スタイルに惑わされないよう警告する一方、政府の住宅価格安定への意志がいつにもまして強い状況の中で、無理な投資は失敗に繋がる可能性があると指摘している。

▲九老洞の住商複合マンションは63.4倍〓ナムグァン土建が15日、ソウル九老区九老洞(クログ・クロドン)で分譲した住商複合マンション「双龍(サンヨン)プラティナム」は、219世帯の募集に9092人が詰め掛けた。

155世帯を募ったマンションは、平均競争倍率が55倍、住居用のオフィステル(64室)は、10倍の競争倍率をみせた。中でも25世帯を募集した38坪タイプはおよそ1500人の希望者が集まり、63.4倍の競争倍率を記録した。

最近、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)スジ邑プンドクチョン洞で分譲した「テヨンデシアン2次」は、請約優先順位第1順位で1.4倍の競争倍率をみせ、249世帯の請約がすべて終了した。

今年の上半期までは、第3順位まで行ってようやく分譲を終えられたのに比べると、隔世の感を感じさせるほどの様変わりだ。

忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョンアン)、釜山(ブサン)など地方の不動産市場も、請約ブームで沸上がっている。

このほど、斗山(ドゥサン)建設が釜山東区ザチョン洞で分譲した斗山ウィヴ(425世帯)34坪タイプは、第1順位で3.95倍の競争倍率をみせて請約が終了したのに続き、24坪タイプも第2順位で145倍の競争倍率を記録した。

最近オープンした大田(テジョン)「LGハンバッザイ(Xi)」のモデルハウスには、平日でも2000人あまりの投資者が詰め掛け、大混雑を極めた。

▲高い請約率なぜ?〓不動産業界では、未だにマンションに対する投資の熱気が収まっていないからだと分析している。土地公概念のしわ寄せから、ソウル江南地域の不動産ブームが冷え込むと、流動資金が住商複合マンションや地方のマンションに移行しているというのだ。

とりわけ投資者は、投機過熱地区に定められていない地域のマンション分譲権や300世帯未満の住商複合マンションの分譲権が転売可能であるという点などを財テクのポイントに挙げている。

住宅建設業者が、事業性の高い事業地を選択して中途金の無利子、利子後払い制度など、多様な金融上の優遇策を兼ねて提示するマーケティング戦略も一役買っているものと解釈される。

不動産専門会社「ドクター・マンション」のクァク・チャンソク理事は「各種の不動産関連指標などから、住宅市場が冷え込んでいる兆候は明らか」としながら「不動産市場が低迷し始めると、資産価値が最も大きく低下するのは住商複合マンションであることから、銀行から資金の貸出を受けて投資するのは、大きな災いを招きかねない」と指摘した。



黃在成 金昌源 jsonhng@donga.com changkim@donga.com