米ニューヨークタイムズ紙が28日付で報じたところによると、モンゴルにある旧ソ連軍事基地を北朝鮮脱出者の臨時収容所に活用しようとしていた計画が、北朝鮮の要請と韓国の反対で取りやめになったという。
米ニューヨークタイムズ紙によると、モンゴルの首都ウランバートルから東方480キロ地点のチョイバルサンにある旧ソ連軍事基地内の宿所とアパートを、北朝鮮脱出者の臨時収容所として活用しようとする計画が、チョイバルサン市長と韓国宣教師や米議員補佐官らによって進められていた。
しかし、計画が外部に伝えられるや、北朝鮮は昨年、白南淳(ペク・ナムスン)外相をモンゴルに特使として派遣し、10年前に事実上破棄された相互友好協力の条約を更新するなどの手を尽くし、設置計画を阻止した。
同紙は、最近15万人の兵士を北朝鮮の国境地帯に配置した中国が、収容所計画を不快に思っていることも、影響を及ぼしたものと見ている。
同紙が報じたところによると、それだけでなく、韓国政府も北朝鮮を刺激するのを懸念し、収容所計画に反対しているという。韓国、北朝鮮、中国など関連諸国がいずれも反対の立場を示したのを受けて、モンゴルは関係を傷付けないために収容所計画を中止したという。
米国は北朝鮮の核問題を解決するため中国の協力が必要とされる立場であることから、中国に収容所の建設を許すよう圧力を加えられずにいると、ニューヨークタイムズは付け加えた。
maypole@donga.com






