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宋斗律教授の調べが3日目 強まる起訴説

Posted September. 25, 2003 23:07,   

親北朝鮮活動の容疑を受けている宋斗律(ソン・ドゥユル、59)独ミュンスター大学教授に対する国家情報院(国情院)の取り調べが、25日まで3日間にわたって行われ、その背景に関心が集まっている。

国情院は、宋教授の取り調べ内容について一切明らかにしていないが、すでに確保した容疑立証資料などを根拠にかなりの成果を収めたという観測が、国情院と検察内外から流れている。

国情院が24日に宋教授に対して出国停止をしたことも、「無実」より容疑立証の可能性に重点を置いている証拠と思われる。

国情院の捜査を指揮するソウル地検の関係者は、「25日の捜査は終わったか」という記者の質問に対し「もっとしなければならない」と答え、「我々も(調査が)長くならないことを望むが、長くなる恐れもある」と述べた。

法務部のある関係者も「当局が宋教授に対して10日間の出国停止をしたことを考えれば、取り調べがすぐに終わるのは難しいだろう」と述べ、「取り調べる宋教授の行動も数十年にわたっており、調査分量が膨大だ」と語った。

国情院は、23日午前から3日間、宋教授に対して、△北朝鮮労働党政治局候補委員の金チョルスと同一人物か、△ドイツで共に留学中だった呉ギルナム氏に北朝鮮入国を勧めたか、△91年以降、北朝鮮を数回訪問した行為が国家保安法違反かどうか、の3点を取り調べた。

特に、97年に亡命した元労働党書記の黄長鎏(ファン・ジャンヨプ)氏と北朝鮮脱出者の証言などをもとに、宋教授が北朝鮮労働党政治局候補委員と同一人物である可能性を集中的に取り調べたという。

このため「国情院が、宋教授が北朝鮮労働党政治局候補委員の金チョルスと同一人物であることを事実上確認し、検察はこれを前提に法的検討を始めた」という観測まで出ているが、国情院と検察は現在否定している。

一方宋教授は、同日午前9時頃国情院庁舍に入る前に記者たちに「今日の取り調べが終われば、すべてうまくいくと確信している。解明はすべてされた」と述べ、国情院とは異なる見解を伝えた。

取り調べ終了の時点でさえ見極めにくい状況であるだけに、展望は霧に包まれている。

宋教授の帰国初期に在宅起訴する案が挙がったが、国情院が宋教授の国家保安法違反の容疑を立証する確かな根拠を確保しているとされ、少なくとも在宅起訴になるという分析が力を得ている。

検察の一角では、宋教授が労働党政治局候補委員の金チョルスであるという容疑が明らかになれば、拘束して取り調べするという観測も出ている。



jefflee@donga.com