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[オピニオン]休暇分散

Posted August. 11, 2003 21:53,   

8日が立秋だったし、光復節(日本による植民地支配から独立した日)の15日は末伏である。末伏の後、立秋が来るのではなく、立秋が過ぎてから末伏が来るのは非常に驚くべき自然の摂理だ。1、2回の酷暑が残っているという予告である。しかし、夏休みはもうピークを過ぎた。ソウル都心の車両通行もぐんと増えた。来週からは東海岸に飛び込むのが控え目になるだろうし、朝夕吹く風もいつの間にか秋がそこまで来ていることを感じさせるだろう。

◆休暇を過ごした人々の感想は「良かった」というよりは相変わらず「うるさくて、汚くて、無礼だった」の方が多い。韓日ワールドカップの際、数百万人が応援戦を展開した後、ごみがきれいに片付けられた市役所前と光化門(クァンファムン)一帯を見て、韓国民の底力に胸が一杯になっていた彼らも、夏休みの行楽地に行ってきては「大韓民国はまだまだだ」と嘆く。お刺身一皿に20万ウォンを払わせられたり、一晩30万ウォンの民宿で猫背になって眠ったと文句を言う人も少なくない。そうでなくても狭い国で誰もが夏に休暇に行くパターンのせいだ。

◆夏休みの集中化現象を見直すべきだという話は今始まったわけではないが、毎年夏になれば、「夏休み集中化」が相変わらず繰り返される。休暇を分散して使うことに対するシステム的なアプローチが行われていないためだ。まずは夏季と冬季休暇に2元化されている現在の休暇制度を年間割り当て制に見直す努力が必要だ。毎年年明け、自分が休暇に行きたい月を選んで選択的に休暇期間を決めるようにしたらどうだろうか。海水浴シーズンの7〜8月やスキーシーズンの12〜2月に休暇を使う人よりは、その他の月に休暇を使う人に対して休暇費の支給を増やしたり休暇期間を増やすメリットシステムも考慮に値する。何よりも重要なのは、小中高生に対する教育当局の配慮だ。米国では学期中に家族連れの旅行を現場学習の観点から積極的に奨励しており、当該休暇先でできる課題が別に用意されている。   

◆旅行をたくさんしてみた人の中には、11月を一番理想的な時期に挙げる場合が案外多い。秋の終りと冬の始めを同時に満喫できる季節であるうえ、どこへ行っても、まともに人間の待遇を受けられるからだ。フルーツと魚も旬があるように、山や野原も際立って美しくなる時期がある。法頂(ボプジョン)坊さんは、11月の康津郡(カンジングン)茶山(ダサン)草堂周辺の景色が一番だと話したことがあり、兪弘濬(ユ・ホンジュン)教授は著書の「文化遺産踏査記」で、11月中旬、慶州(キョンジュ)から感應寺(カムウンサ)へ越えて行く甘浦(カムポ)街路の美しさを賛美したことがある。来年は11月に休暇に行く人が多くなってほしいものだ。

呉明哲(オ・ミョンチョル)論説委員 oscar@donga.com