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現代峨山の鄭夢憲会長、飛び降り自殺

Posted August. 04, 2003 21:35,   

対北朝鮮不正送金事件に係わったとして在宅起訴されていた鄭夢憲(チョン・モンホン、55)現代峨山(ヒョンデ・アサン)会長が4日午前、ソウル鍾路区桂洞(チョンログ・ケドン)140−2番地の現代本社ビルから飛び降り自殺した。

鄭会長は対北送金疑惑事件で公判中だったのとは別に、現代の秘密資金150億ウォン疑惑事件と関連し、これまで3回にわたって最高検察庁中央捜査部に出頭して調べを受けており、近く検察に4回目の調べを受ける予定だった。

現代グループの関係者は、「鄭会長が全力を注いできた対北朝鮮事業が不法送金事件に広がり、一緒に働いていた関係者らが司法的処罰の対象になると非常に苦しんでいた」と述べた。

この関係者はまた、鄭会長が△現代峨山の流動性危機△現代商船の経営悪化△現代建設とハイニクスの経営権喪失などについても大きな責任を感じていたと述べた。

▲発生〓4日午前5時50分ごろ、現代の本社ビルの掃除を担当しているビル清掃会社の職員ユン(63)氏と駐車管理職員のキョン(51)氏が、ビルの東側花壇の地面に鄭会長が倒れて死んでいるのを発見し、警察に通報した。鄭会長の遺体は、仰向いた状態で足が高さ1mの花壇の松の木にかかったまま発見され、上半身には松葉と小枝が落ちていた。

▲死因と行跡〓警察の調べによると、鄭会長は前日午後11時50分ごろ、1人で会社に到着し、すぐ会長室に入り、その後、同日午前、死んでいるのが発見された。

警察は東側花壇に面した12階の会長室の窓が開いており、会長室のテーブルから時計、眼鏡などの遺品や自筆の遺書が発見された点から、鄭会長が会長室の窓から飛び降りて自殺したものとみて、正確な死因を調べている。

警察は、「精密な検証を(まだ)行っていないが、遺体の硬直状態から見て、発見時刻より約2〜3時間ほど前に死亡したものとみられる」と明らかにした。

鄭会長は金潤圭(キム・ユンギュ)現代峨山社長と妻、そして3人の子どもに「申し訳ない」と書かれた白封筒の遺書を3通残したが、命を絶つ直接の理由については触れていないという。

▲捜査〓警察は、「まだ自殺と断定することはできないが、他殺の証拠も全然ない。しかし、心理的に誰かから大きなショックを受けて、命を絶った可能性もあり、友人や運転手らを中心に前日の行跡を追跡している」と発表した。

警察は鄭会長が死亡前日の午後2時40分頃から午後11時頃まで、米国から訪れた高校同窓の朴(53、事業、ロサンゼルス居住)氏と一緒にいたということを確認して、鄭会長が朴氏に自殺と関連する話をしたのかどうかについて調べている。

これと合わせて、検察は正確な死因を解明するために遺族の同意を得て、4日午後、検死解剖を実施した。検察は「いったん、墜落死したものと推定されるが、直接死因、遺書作成の経緯、死亡推定時間などが明確でないため、検死解剖の必要があった」と明らかにした。検察はまた、鄭会長が残した遺書の筆跡も鑑定することにした。

一方、現代側は同日午前、「鄭会長が最近、対北送金問題などで国民に心配をかけたことについて大変すまなく思っていた。南北経済協力事業の大きな意味と遺志を誠実に推進していく」と公式な立場を明らかにした。



金善宇 sys1201@donga.com sublime@donga.com