Go to contents

北朝鮮軍、南北非武装地帯で韓国軍哨戒所に銃撃

北朝鮮軍、南北非武装地帯で韓国軍哨戒所に銃撃

Posted July. 17, 2003 21:33,   

韓国軍合同参謀本部(合参)が17日発表したところによると、京畿道漣川郡中面(キョンギド・ヨンチョングン・チュンミョン)の中部戦線非武装地帯(DMZ)内で同日午前6時10分ごろ、北朝鮮側の哨戒所(GP)から韓国側の哨戒所に向けて4発の銃撃があり、韓国軍が応戦した。

非武装地帯での南北の銃撃戦は01年11月27日以来のこと。

合参によると、韓国軍は北朝鮮軍の銃撃を受けた直後、交戦規則に基づいてM60機関銃を北朝鮮軍警戒所に向けて17発応戦し「今回の挑発は全面的に北朝鮮軍の責任だ」とスピーカー放送で警告した。機関銃と推定される北朝鮮軍の銃弾のうち3発は、韓国軍哨戒所を囲んだセメント壁下段に命中したが、交戦過程で韓国軍にけが人はなかった。

合参関係者は「銃撃戦以降、韓国軍は危機措置班を稼働させるなど、対北朝鮮警戒態勢を強化した。現在のところ北朝鮮軍に特別な動きはみられない」とし「南北軍事停戦委員会の在韓国連軍司令部側調査団が現場入りし、単なるミスだったのか、意図的な挑発だったのかについて綿密に調べている」と話した。

合参は、調査の結果、今回の銃撃が意図的な挑発による停戦協定違反と確認された場合、北朝鮮への抗議声明を発表するとともに、南北軍事停戦委員会の秘書長級会合を北朝鮮側に提案し正式な謝罪表明と再発防止の約束を要求する方針だ。



尹相虎 ysh1005@donga.com