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「新聞は騒がせてこそ売れるようだ」盧大統領、またもマスコミ不満

「新聞は騒がせてこそ売れるようだ」盧大統領、またもマスコミ不満

Posted June. 25, 2003 21:51,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン) 大統領は25日、光復会、傷い軍警会、戦没軍警遺族会、4・19革命負傷者会など12の国家有功者と遺族団体の会長団と模範会員、そして昨年6月29日に西海(ソヘ、黄海)砲撃戦で戦死した人の遺族など228人を、大統領府に招待し慰労した。

この日の昼食会で出席者たちは、「在韓米軍装甲車によって死亡した女子中学生のための追悼デモは、マスコミで大々的に報じられているが、昨年西海砲撃戦の戦死者については、関心さえない」「6・25(韓国戦争=1950〜1953)当時の実話が教科書から消え去っていて、参戦勇士たちはうっ憤を禁じ得ない」と話すなど不満を打ち明けた。

これについて盧大統領は「殉国先烈の功労と栄誉を尊重するのは、われわれの義務であり苦悩だ。先烈の高貴な価値と名誉を尊重しながらも、民族間の敵対感を解消する作業を同時に進めている過程なので、時々遺憾に思えることもあるだろう」と述べた。盧大統領は「北朝鮮を侵攻した『統一』を目指すとしたら別だが、平和統一を推進しつつ、胸の中にある憤怒と敵対心、憎悪を何とかして洗い落とすことが、私たちに与えられた使命だ」と強調した。

盧大統領は、西海砲撃戦の戦死者についての無関心を指摘したことに触れ「命を失った将兵たちについては、全国民が悲しんでおり、勇気のある敢闘精神に敬意を示している。29日に平沢(ピョンテク)に行き、西海砲撃戦犠牲者のための参拝を行い追慕したい。ろうそく集会について遺憾に思うのは分かるが、あまり拡大し受け止めないようにしてほしい。韓国民は良くやっていることとそうでないことを判断できる」と話した。

この部分で盧大統領は、「しかし、今日、韓国社会のマスコミは良いものも伝えているが、対立をさらに多く伝えている。対立を伝えてこそ、ニュースとしての価値があるようだ。うまくいったと伝えると、機嫌を取っているように思われそうだから、うまくいったことは省いて対立だけを報じている」とし、矢先をマスコミの方に向かわせた。同大統領は続いて「労使問題も、昨年に比べれば、解決の速度や件数などが良い方向へ進んでいるケースが2倍〜3倍なのに、続けて騒がしくしてこそ新聞が売れるようだ」とし、最近の労使関連報道についても不満の意を示した。

盧大統領は「国家を守るため命がけで戦ったのに、政府に反対し戦った人々のほうが、はるかに良い待遇を受けているのではないかという話は、しないでほしい」とし、殉国・参戦の有功者と「民主化運動の有功者」との間の対立についても言及した。盧大統領は「4・19(1960年4月19日の学生運動)と5・18民主化運動など国の犯罪や不法行為で攻撃を受け犧牲になった人々には、国が重ね重ね謝罪しなければならない。誰の功労がさらに大きいかとの議論があり得るが、互いに一歩ずつ譲るようにしてほしい。国も重要だが、民主主義も重要なのだ」と話した。



金正勳 jnghn@donga.com