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SF映画のDVDが大人気…背景に「マトリックス」熱風

SF映画のDVDが大人気…背景に「マトリックス」熱風

Posted June. 04, 2003 22:08,   

やっぱり『マトリックス』は強かった。

『マトリックス2・リローデッド』が先月23日に封切られてから、3年前に発売開始された『マトリックス1』のDVDがインターネットのショッピングモールで「トップ10」リストに入るほど飛ぶように売れている。それに加えて、ウォシャウスキー兄弟が『エヴァンゲリオン』の前田真宏、『アキラ』の森本晃司、『カウボーイ・ビーバップ』の渡辺信一郎など、日本の看板級アニメーターたちと3年間の共同作業を通じて製作した9本のオムニバス・アニメーション『アニマトリックス』のDVDも、3日、世界で同時に発売開始されて『マトリックス』マニアたちを沸き立たせた。『アニマトリックス』のDVDは別名「1.5弾」と呼ばれるほど、マトリックスの話を直接・間接的に連結する。

『マトリックス』熱風とともに、SF映画DVDの人気も尻馬に乗って上昇傾向だ。SF映画は、未来に対する独創的な想像力が作り出す映像とサウンド、独特のストーリーで、DVDでも最高のジャンルとして愛されている。

7月『ターミネーター3』の封切りを控えて、ターミネーターDVDシリーズの人気も再び上昇傾向を見せている。人間と機械との戦いと時間旅行を軸にした『ターミネーター』シリーズは、さらに進歩するキラーロボットと彼らのアクションで、いわゆる「テクヌアール(Tech−Noir)」というジャンルを切り開いた。

1、2作のDVDには、ジェームズ・キャメローン監督と製作陣の音声解説、インタビュー、製作過程が収録されている。特に2作目は「最終版(UE)」という副題が付くほど、劇場版と結末が違う特別版を一緒に収録しており、ターミネーターの感じを活かした鉄製ケースで人気がもっと高い。今年の年末3作のDVDが出ると『マトリックス』2作のDVDとの熱い市場争奪戦が予想される。

この2年間、年末ごとに最新コンピューターグラフィック(CG)と高画質(HD)カメラで撮影された極上の画質と音響をプレゼントした『スターウォーズ』シリーズもSFの大物。エピソード1、2作に続いて、2005年6部作を完成する3作目が封切られる予定だ。米国アマゾンオンラインの調査によると、DVDで見たい映画は何かというアンケート調査で1位はつねに『スターウォーズ』4、5、6作だ。

ジョージ・ルーカス監督は、3作をDVDにした後、20年前に製作された4〜6作のDVDをお目見えする計画。これから数年も待たなければ6部作全体をDVDで所蔵することができないというわけだ。

暗鬱な未来社会を描いたSF映画の傑作と言われるテリー・ギリアム監督の『ブラジル』も、今月末にロブ・へダン監督製作のドキュメンタリーが一緒に収録されたDVDとして国内に上陸する。『女の陰謀』というおかしなビデオ発売開始タイトルを、DVDにもそのまま用いたのはちょっと疑問だ。

SF映画DVDを論ずる時に欠かせないタイトルは、やっぱリドリー・スコット監督の『ブレード・ランナー』とキューブリック監督の『2001年宇宙の旅』だ。『2001年宇宙の旅』は、68年に製作されたというのが信じられないほど、宇宙と人工知能に対する描写が優れている。また『ブレードランナー』は、国内でDVDが発売開始されてから3年が経ったが、今でもよく品切れになるほど人気が高い。

コメディーからアクション、アニメなど多様なジャンルに仕立てられるというのもSF映画の長所。軽快なコミックアクション『バック・トゥー・ザ・ヒューチャー』3部作、『マン・イン・ブラック』1、2作、『チームバートンの火星侵攻』のDVDはいつ見ても楽しい。『スーパーマン』をはじめ『バットマン』『スパイダーマン』『エックスマン』シリーズと、今年8月に発売開始される『デアデビル』、11月に発売開始される『ハルク』などスーパーヒーローが主人公のSF映画DVDは、家族と一緒に楽しめる勧善懲悪の物語でもある。

原作とリメーク映画を比べて見るのもおもしろい。『タイムマシーン』『ソラリス』『惑星脱出』などはもう古典であり、リメーク作品もすでにDVDで出ている。この他、爬虫類エイリアンを描いた『ブイ(V)』シリーズに続き、今月末には『X-files』シリーズのシーズン1が DVDボックスセットで出る。

SF映画をDVDで見る楽しみを味わえる一方、残念なのは韓国映画の中ではSF映画をめったに見られないということだ。だが、SF映画のファンへの朗報は、7月に多くの付録が盛り込まれた韓国のSF映画『地球を守れ』のDVDが出るということだ。

金ジョンレ・パパDVD代表



jongrae@papadvd.com