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高麗人参の葉から抗がん物質抽出に成功

Posted June. 03, 2003 22:07,   

高麗人参の根ではなく葉から、抗がん効果のある強力な免疫増強物質が発見された。

高麗(コリョ)大学安岩洞(アナムドン)病院の千駿(チョン・ジュン)教授と、高麗大学生命工学院の朴世鎬(パク・セホ)教授は、高麗人参の葉から抽出した「MB−40」という多糖体(多くの糖分子がくっついている物質)の強力な抗がん効果を、ねずみ400匹あまりに対する動物実験を通じて確認したと、3日明らかにした。

これまで高麗人参の根から免疫を増強させるいくつかの物質が発見されたことはあったが、葉から強力な免疫増強物質が発見されたのは今回がはじめてだ。この物質はあるベンチャー企業が抽出に成功しており、高麗大学の2人の教授が医学的な効果を立証した。

研究チームによると、「MB−40」をねずみに投与してから細胞にレーザーをあて特性を調べる「流細胞検査法」と、「細胞内の染色検査法」を行った結果、T細胞、大食細胞、樹枝状細胞、CD4、CD8、B細胞など、免疫細胞が一般のねずみより最大で13倍まで活性化したという。

研究チームはねずみにがん細胞を投与しMB−40を注射してから、4週間後に癌の固まりの大きさが62〜73%小さくなったことも確認した。

千教授は「MB−40は直接がん細胞を殺すことはないが、免疫細胞を活性化させ、抗がん作用をすることがわかった。前立腺癌、大腸癌、肉腫、黒色腫などの癌に効果があった」と明らかにした。

研究チームはまた、癌ができたねずみに抗がん剤、放射線などの治療を行って、MB−40を投与するや、骨髄細胞の数が増加し、癌は小さくなったことを発見した。既存の抗がん剤と放射線治療は免疫、造血機能をつかさどる骨髄細胞が減るなど、副作用が発生したがMB−40は、このような副作用をなくして抗がん作用をする補助治療在として使われる可能性が高いものとされる。

千教授は「これまで高麗人参の成分はすべて健康食品として開発されたが、MB—40は抗がん注射剤に作り、近いうちに人間を対象にした臨場実験に入る計画だ。現在、栽培農家で葉を捨てるが、これからは農家収益増に大きく寄与するだろう」と説明した。

MB—40は、最近国際特許が出願されており、研究チームは10日「第9回大韓癌学会学術大会」で研究結果を発表する予定だ。



李成柱 stein33@donga.com