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波乱続きのテニス全仏オープン

Posted May. 27, 2003 22:15,   

テニスの全仏オープンが行なわれるパリのローランギャロス・スタジアムは、「強者の墓地」と言われている。毎年、名の知られた強豪が一回戦で脱落する波乱が起こっている。

赤い煉瓦の粉と土が混ざっているアントーカーコートは、表面が緩やかでパワープレーの威力を発揮できない上、ハードコートに慣れている選手にとっては適応することが難しいからだ。今年も例外ではない。27日に行なわれた男子シングルスの一回戦では、上位シードが相次いで脱落した。

最近、クレーコート大会で優勝一回、順優勝一回の好成績を挙げ、強力な優勝候補とされている第5シードのロジャー・フェデラー(スイス)は、世界88位の無名、ルイス・ホルナ(ペルー)に0−3(6−7、2−6、6−7)で完敗した。去年、第8シードで出場し、名前さえ聞き慣れていないヒカム・アラジ(モロコ)に一回戦で敗れたのに続いて、2年連続の一回戦での脱落となる。

現地では、フェデラーの不運が同じスイス出身の女子テニススター、マルチナ・ヒンギスから譲られたという妙な分析まで出ている。一時世界最強として名を馳せても、4大メジャータイトルの中で唯一、全仏オープンでのみ優勝できなかったヒンギスのジンクスに喩えたものだ。.

フェデラーは「非常にがっかりしている。こんなに早くここを離れなければならないなんて、とても悲しい。今回の衝撃がどれほど長続きするかは自分も分からない」とうつむいた。

女子シングルスでは、第27シードのアレッグサンドラ・スティーブンソン(米)と第29シードのエレナ・リホフセバ(ロ)が一回戦でそろって、下位シード選手に足を引っ張られた。去年の大会で準々決勝まで進んだマリー・ピエロス(仏)も一回戦で脱落の苦杯を喫した。

反面、出場した男子選手の中で最高齢の第2シードのアンドレ・アガシ(33・米)は、世界73位のカロール・べク(スロバキア)に3−0(6−3、6−2、6−2)で順当勝ちした。今年1月の豪州オープンの優勝に続いて、2年連続のグランドスラムタイトルを狙っているアガシは、「今年でこの大会に15回出場しているが、例年よりボールが重くてプレーに苦労した。慣れないボールも番狂わせのもう一つの原因だ」と指摘した。

女子シングルスでメジャー5連勝を狙うセレナ・ウィリアムズは、一回戦を軽く通過した後、「滑りやすいクレーコートでは、何よりも足の筋力が勝負の重要なカギになる」と話した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com