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イスラエル内閣、和平ロードマップ承認する模様

イスラエル内閣、和平ロードマップ承認する模様

Posted May. 25, 2003 21:31,   

イスラエルとパレスチナの間で33ヵ月間も続いている流血紛争が、解決される兆しを少しずつ見せている。

イスラエルのシャロン首相が25日(現地時間)閣議に提出した平和定着に向けた「ロードマップ」が承認を受けるものとみられる。これによって、ブッシュ米大統領が、平和定着に向けた両者の首脳会談を6月4日にエジプトで開催することが確実視されている。

▲イスラエル閣議「ロードマップ」承認か〓イスラエル内閣の一部を成す極右派「民族宗教党」などは、米国や国連などの平和定着に向けた提案「ロードマップ」について、反対の意を示しているが、連合政府の主軸であるリクード党の閣僚の大半がこれを支持している。

BBCテレビが地元マスコミの報道内容として伝えたところによると、シャロン首相は24日、閣僚らに電話をかけ、万が一「ロードマップ」が承認されない場合、米国との関係が危ぶまれる状況になりかねないとし、積極的な説得に取りかかっているという。これに先立ってイスラエルの一部閣僚らは「ロードマップ」がパレスチナ側に有利な内容になっているとして修正を要求したが、パウエル米国務長官は23日これを断固拒否した。

BBCテレビによると、イスラエル内閣が「ロードマップ」を承認すれば、ブッシュ大統領は6月4日に、エジプトの休養地であるシャルムアルシェイフでシャロン首相、パレスチナ自治政府のアバス首相とともに平和定着に向けた首脳会談を行うだろうという。BBCテレビは「ブッシュ大統領は就任初期、米国がイスラエル・パレスチナの紛争に介入するのは愚かで非生産的なことだとして拒否してきたが、今回の首脳会談を通じて、これまでの姿勢を劇的に転換させることになると評価した。

同テレビによると、米国は今回の首脳会談に先立ち、イスラエル・パレスチナ双方の「ロードマップ」履行のため、調整にあたる10人前後の政府関係者を中東に急派するという。

▲ハマスも初めて「休戦意向」表明〓パレスチナ最大の武装グループ、ハマスも1987年創立以来、初めてイスラエルに「一時休戦」の意向を公表した。イスラエルの日刊紙、ハーレツ紙の電子版によると、ハマスの強硬派を代表する指導者、アル・ランティシー氏は23日「イスラエルがパレスチナの民間人に対する攻撃を中止すれば、ハマスもイスラエル民間人への攻撃を中止する準備ができている」との意向をアバス首相に伝えた。



權基太 kkt@donga.com