明日から始まる盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の米国訪問にかける国民の期待は大きい。盧大統領の初の首脳外交である上、ブッシュ大統領との会談で取り上げる懸案が、韓半島の未来を左右するほど重要であるからだ。そのため、国民は盧大統領を支持しているかどうかにかかわらず今回の首脳会談の成功を願っている。
焦点はやはり韓米の首脳が北朝鮮の核問題についてどのような意見を交換し、どのような結論に至るかにある。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に対する両国首脳の認識も、会談の成否を決める重要な要素になるだろう。
盧大統領は昨日、北朝鮮の核問題と在韓米軍問題と関連し、原則を強調する米国と状況を重視する韓国との間で、微妙な意見の違いがあると述べた。このギャップを埋めるのが、今回の首脳会談の目標と言える。首脳が顔を合わせて懸案を解決する実用主義の首脳外交の集中的な適用が求められる対象は、ほかならぬ北朝鮮の核と在韓米軍問題だ。
また、盧大統領は北朝鮮も今回の首脳会談を注視していることを心に止めておく必要がある。平和的解決の原則を再確認することも重要だが、一歩進んで、北朝鮮の核を容認しないという決然とした意志を、韓米の首脳が表明することができるなら、北朝鮮に発するメッセージは遥かにはっきりとしたものになるだろう。韓米首脳が成し遂げた合意の水準が、まもなく開かれる日米首脳会談にも至らず、北朝鮮に誤ったシグナルを送ることがないようにしなければならない。
懸案をめぐる議論に劣らず重要なのが、韓米間の信頼回復だ。ブッシュ大統領だけではなく米国人にも、我々が米国を重要な同盟国とみなしているという明白なメッセージを伝えることが求められる。韓国の新政権と一部の国民に対する米国人の誤解と不信を取り除くことは、早ければ早いほどよい。米投資家に対し、持続的な経済改革と韓国経済のダイナミズムへの信頼を与えることも、大統領の役目だ。
盧大統領の訪米がしっかりとした同盟関係を回復し、両国国民に平和と共同繁栄への希望を与える契機になることを期待する。






