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金鍾泌総裁が来月北朝鮮訪問 金総書記とも会談

金鍾泌総裁が来月北朝鮮訪問 金総書記とも会談

Posted April. 25, 2003 22:01,   

野党自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁が来月、北朝鮮を訪問し、金正日(キム・ジョンイル)総書記と金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長に会って、核問題など南北関係の懸案について意見を交わす予定だと、自民連が25日明らかにした。

辺雄田(ピョン・ウンジョン)総裁秘書室長は、この日、記者懇談会を行い「金総裁が5月中に訪朝する予定だが、具体的な日時は来週中に決まるだろう」とした。さらに「韓国戦争当時、銃を向け合って戦った金総裁と北朝鮮の首脳が会って『韓半島で戦争だけは阻止しなければならない』という点を明確にすると共に、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が口にしにくい話も保守の立場で意見を交わすことになるだろう」と話した。

辺室長は「金総裁が17日に大統領別荘の青南台(チョンナムデ)で盧大統領と会談する前から、すでに訪朝計画を知っていた」としながらも、「盧大統領と訪朝問題について話し合う時間はなかったと思う」として「対北朝鮮特使説」を否定した。辺室長はただ「北朝鮮と日本間の(国交正常化)問題について日朝両側が(韓日国交正常化会談の主役だった)金総裁の支援を望んでいるようだ」とし、日本側から協力要請を受けたことを示唆した。

金総裁は与党民主党と自民連所属の議員それぞれ1人、辺室長などとともに訪朝する予定だが、今月初め北朝鮮側から招請の意思を受けて、関係当局とも協議を終えたという。



朴成遠 swpark@donga.com