イラク戦争勃発14日目である2日(現地時間)、米軍はバグダッドの南約80km地点でイラク軍精鋭の共和国防衛隊と大規模な戦闘を続けた。これと関連し、戦争のヤマ場となる米英連合軍のバグダッド大攻勢が秒読みに入ったという報道が相次いでいる。
米軍第3歩兵師団は、先月24日からバグダッドの南約80km地点のカルバラ付近で、イラク共和国防衛隊のメディナ師団と対峙しながら散発的な戦闘を戦ってきた。同師団は2日未明、イラク軍が設定した「禁止区域(red zone)」に進入し、初の大規模な交戦を繰り広げた。
これに先立ってラムズフェルド米国防長官は1日、米国がイラクと終戦交渉を行っているという噂を一蹴し、「連合軍がバグダッドの南、北、西の方から圧迫作戦を続けている。バグダッドを四方から囲い込むようになるだろう」と言った。
これと関して、米紙ザ・タイムズは2日付で、米中央軍司令部筋の話として、48時間以内に連合軍のバグダッド大攻勢が始まる可能性があると報じた。
こうした状況の中、フセイン大統領は1日、広報長官が代読したテレビ演説を通じて「悪の侵略者たちに向かって『ジハード(聖戦)』を繰り広げ」と督励した。
また、AFP通信は同日、連合軍がバビロン南部地域を爆撃し、子どもを含め民間人33人が死亡し310人が負傷したと報じた。
日本の共同通信は2日、戦争の早期終決が難しくなっていることから、ブッシュ米大統領が追加戦費調逹のための予算を議会に要請することにしたと報じた。同通信は、米政府は議会内では、戦争が終決されるまでは最悪の場合さらに2ヵ月が必要で、特にバグダッド陷落は5月下旬または6月頃になってようやく可能だという分析が提起されている、と伝えた。
一方、ブッシュ大統領は、「中南部戦線に集中しながら兵力を充分に充員した後、バグダッド攻勢を始めなければならない」という陸軍野戦指揮部の意見とは違い、当初の戦争計画による迅速な進行を支持してきたラムズフェルド国防長官に対して信頼を送ったと、CNN放送が1日に報道した。
李基鎭 sechepa@donga.com






