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「決まった」アリゾナの金炳賢が第4先発

Posted March. 25, 2003 22:44,   

来月1日からLAドジャースとホーム開幕3連戦を戦うアリゾナ・ダイヤモンドバックスは、5日からコロラドとの遠征試合に臨む。その初試合が、金炳賢(キム・ビョンヒョン)投手のシーズン初先発試合である。さらに鼓舞的なのは、金炳賢が4番目の試合の先発投手であること。

アリゾナはドジャースとの3連戦で、「ワンツー・パンチ」のランディー・ジョンソン投手、カート・シリング投手、エルマ・ドーセン投手を次々と投入する。しかし、当初コロラド遠征1次戦に出場する予定だったジョン・ペタソン投手はオープン戦で、1勝2敗で平均自責点5.87と成績が振るわず、第4先発メンバーから外れた。

ボブ・ブレンリー監督は、「金炳賢が第4の先発投手に確定されたという意味ではない」と話したが、好投を続ける場合、第4先発として固定される可能性が高い。

4番目の先発と5番目の先発では、「天と地」の違いだ。1番目の先発から4番目の先発までは、4日間は休んで5日目から登板する「5日ローテーション」が保障される。しかし、5番目の先発投手は、途中で試合のキャンセルや休みが入ると、先発ローテーションから外されて9、10日ぶりに登板することもある。

抑え投手だった彼が一気に先発投手になったのは、今年のオープン戦で見せた印象的な投球内容のため。6試合に登板し、22イニングを8失点(7自責)で、平均の自責点2.86で、2勝1敗の優れた成績を収めた。サンフランシスコ戦でも5イニングを4奪三振に4安打1四球1失点に抑え、先発としての役割を全うしチームの8—2の勝利を率いた。

金炳賢は、「仲間たちが『おめでとう』と言ってくれるけど、実は何とも思っていない。『もう先発になったなぁ』というぐらいだ。抑えの時より心の余裕ができた。チャンスを逃したくない」と感想を述べた。

金炳賢が先発入りしたことで、今シーズン最大の関心事は、朴賛浩(パク・チャンホ、30、テキサス・レンジャーズ)投手と金炳賢の競争になりそうだ。94年、米大リーグに進出した朴賛浩は、ずっと先発としてのみプレーしてきた。個人通算246試合で89勝62敗、平均自責点4.02を記録している。



金相洙 ssoo@donga.com