洋酒、ゴルフクラブ、外車など高価品の需要が急増しており、家計の消費商品で外国製品の占める割合が、初めて20%を上回り22.1%となったことが分かった。
23日、韓国銀行が発表したところによると、家計消費で輸入品の占める割合は、通貨危機直前の97年=12.3%から98年=9.0%に下落したが、99年=12.4%、00年=12.4%、01年=17.9%と増加している。
特に97年まで輸入品の比重が9〜10%だったことに比べると、外国製品に対する需要が急増していることが分かる。
韓国銀行は、中国や東南アジアから安価な生活必需品や農産物、水産物の輸入が増えているうえ、通貨危機以降高価品の輸入が大幅に増加したため、と分析している。
韓国銀行のチョン・ヨンテク国民所得統計チーム次長は「国内消費の増加により生産と投資が増加し、雇用が増加し、再び消費が増加する『プラスの循環』が望ましい。基礎的な必需品の消費は仕方ないが、高価品の消費は自制する必要がある」と強調した。
林奎振 mhjh22@donga.com






