「キャディーを変えてよかった」
新しいキャディーと初めて呼吸を合わせた崔京周(チェ・ギョンジュ、32、スーペリア・テーラーメイド)が久しぶりに順調なスタートを切った。
21日、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のリビエラCC(パー71)で開幕した米国PGA・日産オープン(賞金総額450万ドル)第1ラウンド。
シーズンの開幕戦であるメルセデス・チャンピオンシップスでの準優勝以降、不振に陥っていた崔京周は、2バーディーと1ボギーで1アンダーパーをマークした。日没のため15人の試合が翌日に持ち越された中で12位タイとなった。
ソニーオープンの際の専属キャディーだったスティーブ・アンダーウッドを解雇し、その後、2回もカットオフとなって脱落した崔京周だったが、21日、新しい専属キャディーのポール・フスコとのコンビでは安定したプレーを見せた。
67%の的中率を記録し、28パットでスコアを縮めることができた。 崔京周は、「キャディーがパットラインの読みとりや、正確なアドバイスをしてくれたおかげで、プレーに集中できた」と述べた。13番ホール(パー4)でボギーを叩いた崔京周は、16番ホール(パー3)のバーディーに続き、二つホール(パー4)でバーディーを叩き、残りのホールを全てパーで上がった。
復帰舞台となったビュイック・インビテーショナルで先週優勝したタイガー・ウッズ(米国)は、パー数が34に増える中、3バーディーと4ボギーでオーバーパーとなり、24位タイに止まった。とくに、タイガーウッズは、しきりに鳴るギャラリーの携帯電話に苛立ち、集中力を落とした。さらに、17番ホールのグリーンでは、「携帯電話を切ってよ」と叫ぶ場面もあった。
PGA大会で、平均ドライバーの飛距離が276ヤードで、156位に止まっているプレド・パンク(米国)は、11のホールで、1パットでホールアウトしてパット数が23に減り、6アンダーパーで単独首位となった。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






