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ラムズフェルド長官「イラク・北朝鮮の二正面作戦は可能」

ラムズフェルド長官「イラク・北朝鮮の二正面作戦は可能」

Posted February. 06, 2003 22:02,   

北朝鮮の外務省スポークスマンが、「電力生産のため核施設の稼働を再開し、その運営を正常化している」との見解を明らかにしたことを受け、米国は5日、「(原子炉再稼動が)事実なら、世界は深刻に受け止めるべきだ」と述べた。

米政府は、北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)にある原子炉が、すでに再稼動されたかどうかについてはまだ判断を示しておらず、米国の大手マスコミは「米国と直接対話するための、計算された脅しと思われる」と報じた。

ラムズフェルド米国防長官は5日、北朝鮮が核施設の稼働を示唆したことに対する記者団の質問に答え、「それが事実なら、彼らは比較的短い期間で新たに核兵器を作るための材料を生産することができる」と述べたうえで、「世界が憂慮すべき事態だ」と述べた。

また、ラムズフェルド長官は下院軍事委員会での証言で、北朝鮮が対イラク攻撃に乗じて挑発的行動に出た場合に備えた準備は整っているのか、という質問について、「米国は一つ以上の戦争に、同時に対処できる能力を有している」と語った。

これに先立ち、USAトゥデー紙は5日、アーミテージ米国務副長官が4日、上院外交委員会の公聴会で、「ラムズフェルド長官は、在韓米軍の一部をソウルから遠く離れた場所に移動配備することを考慮している」と述べたと報じた。

また、同紙は「米軍がソウルに駐屯することで、民族主義的な性格の強い韓国国民をさらに刺激しており、戦争が勃発すれば米軍が北朝鮮の砲撃に弱い状態である」と報じた。

一方、英BBC放送電子版は、北朝鮮外務省の李ピョンガプ副局長が6日、平壌(ピョンヤン)で同放送の特派員と会見し、「米国が空母や爆撃機、兵力の朝鮮半島周辺への増派計画を進めるなら、北朝鮮が米軍部隊に先制攻撃することもありうる」と警告したと報じた。

李副局長は、「韓国に空母や爆撃機、兵力を増強するという米国の動きは、北朝鮮への侵略、攻撃を企てていることを意味する。北朝鮮はこれを座視しない。先制攻撃(strike first)を行う可能性もある」と述べた。

これに先立ち、北朝鮮の外務省スポークスマンは5日、朝鮮中央通信の記者に対し「米国は、われわれが電力生産のため核施設の稼働を再開し、その運営を正常化していることについて、国際共同体を脅し恐喝する挑発的行動であると問題にしている」と述べ、米国を強く批判した。

これについて、韓国政府当局者は6日「北朝鮮が、すでに5MW原子炉を再稼動したかどうかは、確認されていない」と述べ、「実際に原子炉を再稼動したというより、再稼動するだろうということだと思われる」と述べた。



李基洪 maypole@donga.com sechepa@donga.com