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LG李尚勲、プロ野球初の年俸6億ウォン突破

LG李尚勲、プロ野球初の年俸6億ウォン突破

Posted January. 30, 2003 22:15,   

自由契約選手(FA)だったSKの朴キョンワンが、契約金10億ウォンに、3年間年俸3億ウォン、韓化(ハンファ)の宋津宇(ソン・ジンウ)が、契約金9億ウォンに、3年間年俸3億ウォンをもらい、平均年俸が6億ウォン台であったが、1年契約の純粋年俸だけで6億ウォンを突破したのは、李尚勳(イ・サンフン)が初めてだ。

LGは、李尚勳がカリスマ性を兼ね備えた国内最高のスターで、全盛期と変わらない球威をふるい、チームの韓国シリーズ進出とプロ野球の人気回復に貢献した点をあげて、大幅に引き上げを決めたと説明した。また、国内選手としては唯一4年間、日本と米国のプロ野球で活躍しており、もし海外に進出しなかったら、10シーズンを満たして、今年の自由契約選手になることができた、ということも付け加えた。

実際に李尚勳は、去年、シーズン開幕から1カ月半が経った5月18日、蚕室(チャムシル)で起亜(キア)との復帰戦に出場して、救援勝利7(2敗)、セーブ18、平均自責1.68を記録し、抑え部門4位に上がった。

しかし、三星(サムスン)は後頭部をなぐられたようだった。当初、李尚勳の年俸がどんなに上がっても5億ウォン台に止まるだろうとみていた三星は、25日、白紙委任をしてハワイ・キャンプに発った李承鎏(イ・スンヨプ)に、6億ウォンを提示するつもりだった。しかし、LGが、この日、突然6億ウォンの壁を崩すと、ジレンマに陷った。

三星の金載夏(キム・ジェハ)団長は、「去年、韓化が、鄭鏜哲(チョン・ミンチョル)に4億ウォンを先に払っており、今年は、現代(ヒョンデ)が鄭ミンンテに5億ウォン、LGが李尚勳に6億ウォンを払い、年俸の暴騰を主導している」と不満をぶつけた。これを受けて、三星は対策会議を開き、旧正月の連休が終わる2月3日に、李承鎏の年俸を最終的に決めることにした。



張桓壽 zangpabo@donga.com