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中小病院、大学・大手病院の大型化で苦戦

Posted January. 15, 2003 23:08,   

大学病院や大手病院が、相次いで病院規模を拡大している。医療界によると、延世(ヨンセ)医療院、江南聖母(カンナム・ソンモ)病院、高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院などが最近、莫大な予算を投じて病院を新しく建てるなど、病院の新築・増築計画を打ち出している。

こうした背景には、患者の中小規模の病院離れがある。中小規模の病院は患者が少ないが、大手病院には大勢の患者が集まる「二極化」が進んでおり、上記したような病院などが患者の増加に対応するため、病院の新築・増築計画を立てている。

そのうえ、最近海外の有名病院が韓国進出を模索していると伝えられ、06年に医療市場が開放される前に大型化しなければ、生き残り自体が不透明になるという危機感もあるようだ。医療界は病院の大型化がさらに進むとみているが、一方では富める病院はさらに富み、貧しい病院はさらに貧しくなり、中小規模の病院が相次いで倒産する可能性もあると懸念している。

高麗大九老病院は、今年3月、合計335億ウォンを投じて地下4階、地上6階規模の病院の新築に着工する。病院の完成する来年12月、病床数は約1000床に増える。

延世医療院は来年12月をめどに、新村(シンチョン)セブランス病院を新築中だ。工事が終わると、病床数は2500床になる。ヨンドン・セブランス病院の別館も近日中に工事に入る。

江南聖母病院は10年までに400〜500床、500〜600床規模の病院2棟を新築するという内容を盛り込んだ長期計画をまとめた。

三星(サムスン)ソウル病院は地下7階、地上11階規模の病院新築に関する具体的な内容について検討しており、キル病院も京畿道富川市(キョンギド・プチョンシ)に病院を新しく建てる計画を検討している。

ソウル峨山(アサン)病院は、昨年11月、地下5階、地上9階規模の教育研究館の建設に着工した。また、ソウル大病院は小児病棟を一部増築する工事を行っている。

慶熙(キョンヒ)大病院はソウル江東区上一洞(カンドング・サンイルドン)に第2医療院を、中央(チュンアン)大病院はソウル銅雀区黒石洞(トンチャクク・フクソクトン)に病院を新築している。

大学病院や大手病院の大型化は、結局、中小規模の病院の衰退、すなわち2次医療機関の崩壊につながり、患者が苦痛を強いられることになるという批判もある。

中小規模の病院、H病院の関係者は「2次医療機関がなくなり、急患も大手病院で何時間も待たされ応急手当てを受けなくてはならない事態になりかねない」と述べた。



李眞漢 corekim@donga.com likeday@donga.com