朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、平安北道寧辺(ピョンアンプクド・ヨンビョン)にある5MW原子炉を再稼働させるため、25日、核燃料棒の施設から400本あまりの新しい核燃料棒(fresh fuel)を取り出し、原子炉付近に移動させたことを明らかにした.
5MW原子炉を再稼動させるには、8000本あまりの新しい燃料棒が必要だが、北朝鮮は5MW原子炉を1次稼動させた後、さらに燃料を再装てんするために2万本あまりの新しい燃料棒を保有していると伝えられている。
韓国政府の当局者は26日、「5MW原子炉には十分な核燃料棒の貯蔵施設がないため、北朝鮮はある程度燃料棒を集めた後、燃料棒の装てん作業に入るものとみられる。5MW原子炉に出入りする北朝鮮技術者も2、3人から数十人に増えた」と語った。
北朝鮮が5MW原子炉を再稼動させた場合、早ければ6〜7カ月内に新しく出る使用済み燃料棒(spent fuel)を得ることができ、これを再処理して、核兵器1個を作れるプルトニウム6〜8キロを抽出できるものとみられる。政府はこのため26日、外交安保関連の長官会議を招集した。与党民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領側の代表としては民主党の柳在乾(ユ・ジェゴン)議員が出席した。
金大統領は、この会議で「北朝鮮の核問題は、韓半島の重要な問題であるため、われわれが主導的な役割を果たすべきだ」とし「韓日米3国の協調、中ロ欧州連合(EU)との協調を強化し、国際的な協力を取り付け、韓国政府の立場がさらに強化できるように努めるべきだ」と指示した。
金大統領は続いて、大韓赤十字社の徐英勳(ソ・ヨンフン)総裁らボランティア団体関連の人々と昼食をともにしながら「94年の核危機のときのように、われわれが交渉の後回しにされ、後で軽水炉費用の数十億ドルを出すようなことはしない」と強調した後、「残りの任期の2ヵ月間、盧次期大統領側と緊密に話し合って(この問題を解決する)いく」と付け加えた。
また、外交通商部の李泰植(イ・テシク)次官補は26日、東京で日本外務省の田中均外務審議官と協議し、北朝鮮の核問題解決策と今後の対応策について話し合った。政府は近く米国とも高官級協議を行い、北朝鮮の核問題に対する対応策を議論する予定だ。
金影植 ysmo@donga.com spear@donga.com






