朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が24日、核再処理施設の放射化学実験室と核燃料棒生産施設の封印を撤去し、監視カメラを作動不能にする措置を終えたことによって、近く平安北道寧辺(ピョンアンプクト・ヨンビョン)の5MW原子力実験炉の再稼動などの措置に踏み切る可能性が高いものとみられている。
政府当局者は25日、「北朝鮮の5MW実験炉の封印が撤去された後、北朝鮮の技術者2、3人が実験炉施設に出入りしている。まだ、原子炉を再稼動するために燃料棒を再装てんする動きは見られていないが、北朝鮮が実験炉を再稼動させる可能性はなくない」と述べた。
同当局者は「北朝鮮の準備状況が分からないため正確な判断を下すことは困難だが、北朝鮮が5MW実験炉を再稼動するためには、1、2ヵ月の準備期間が必要とみられている」とつけ加えた。北朝鮮が5MW実験炉を再稼動させる場合、これまで封印撤去など準備作業の段階を越えて、国際社会と真っ向から対峙する状況に移ることを意味する。
また、国際原子力機関(IAEA)は、北朝鮮の核施設の封印撤去作業が始まった後、核活動を監視するために北朝鮮に常駐している査察官を2人から3人に臨時増員したという。
政府当局者は、「現在IAEA査察官3人が、核凍結施設に対する北朝鮮による異常活動の有無を確認するため毎日点検している。現在、北朝鮮は査察官たちの行動を制止してはいない」と語った。
一方、政府は、北朝鮮核問題についての総合的な対策をたてるため26日、金大中(キム・デジュン)大統領も出席して外交安保関係の閣議を開く予定だ。
金影植 spear@donga.com






