米軍装甲車による二人の女子中学生の死亡事件について、ブッシュ米大統領が27日、ハーバード駐韓米大使を通じて、「二人の少女の遺家族と韓国国民、そして韓国政府に謝罪する。この悲劇的な事件に対する悲しみと遺憾の意」を伝えてきた。
ハーバード大使はまた「韓米間の緊密な協調を通じて、今後類似事件が発生しないようにすることを強調する」と付け加えた。
ハーバード大使は27日、ソウル龍山区南営洞(ヨンサンク・ナムヨンドン)の駐韓米大使館広報課でラポート在韓米軍司令官と合同記者会見を行い「ブッシュ大統領が今朝、このようなメッセージを伝えてほしいとして電話をかけてきた。軍事裁判で米軍兵士が無罪判決を受けたが、私たち(米国)の責任が終わったわけではない」と強調した。
さらに「(韓国人は)最終判決に同意しないだろうが、公正で傾きのない判断を下したと思う」とし、「米国は性急な方法で問題を終わらせようとしているわけではない」と付け加えた。
一方、ラポート司令官は、韓米駐留軍地位協定(SOFA)の改正問題について、「韓米両国が改正する必要性を感じれば、改正すべきだと思う」と述べた。
金影植 spear@donga.com






