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洪明甫、米プロサッカーに移籍決まる

Posted November. 05, 2002 22:45,   

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「永遠なリベロ」洪明甫(ホン・ミョンボ、33、浦項スティーラース)が米国プロサッカーリーグのメジャーリーグ・サッカー(MLS)LAギャラクシーでプレーすることになった。

LAギャラクシーと浦項は、洪明甫の移籍についての交渉をしめくくり、5日、韓国と米国で同時に公式発表した。移籍条件は、来年から2年契約で移籍料10億ウォンに年俸27万5000ドル(3億3000万ウォン)、インセンティブ22万5000ドル(2億7000万ウォン)。

1990年のイタリアワールドカップ(W杯)以来、4回連続でW杯に出場した洪明甫は、米リーグで活躍する初めての韓国選手となった。

洪明甫のLAギャラクシー移籍が電撃的に決まったのは、これまでに意見の差を狭められなかった移籍料で妥協点を見出した結果だった。浦項は、当初、洪明甫が契約(当初2003シーズンまで契約)を破る違約金として移籍料10億ウォンを要求したが、LAギャラクシーは20万ドル(2億4000万ウォン)しか払えないと粘った。しかし、双方の差額を米国にいる韓国系スポンサーが充当する条件で契約が成立した。

洪明甫の米国進出は、世界的な指導者に羽ばたくための最初の関門だ。洪明甫は、98年から国際サッカー連盟(FIFA)選手委員会委員として毎年二回ずつ国際会議に出席している。米国進出は国際サッカー界で彼の地位を固める絶好の機会だ。米国がスポーツマーケティングと選手管理の面で世界最高水準であるという点も考慮した。洪明甫は、選手生活のかたわら、指導者として資質を育くむ計画だ。

洪明甫は、17日、城南一和(ソンナム・イルファ)とのホーム試合で国内プロでは最後の試合に出場した後、20日のブラジル戦は国家代表を引退する試合とする。洪明甫は21日、米国に渡り最終的に契約書にサインする予定だ。



梁鍾久 yjongk@donga.com