米国の首都ワシントン近郊のバージニア州アシュランドにあるレストランの駐車場で19日夜8時半(韓国時間20日午前9時半)ごろ、30代の男性1人が何者かに狙撃される事件があった。今月初めから12回目の狙撃事件が起きたことによって、ワシントン周辺では恐怖感がさらに広がっている
▲事件の概要〓アシュランド警察によると、被害者(37)は19日午後8時ごろ夫人とともレストランから出て乗用車に乗るため駐車場に向かっていたところ、腹部を銃撃された。夫人は「駐車場に出た時、裏の森から変な音がしていた。夫は3歩くらい進んだところで撃たれて倒れた」と供述した。この事件と今月初めからの連続狙撃事件との関係は分っていない。
米紙ワシントンポストは20日、今回の事件について「主要高速道路の付近で事件が起きており、被害者がたったの1発だけ撃たれている点、犯人がこん跡もなく姿を消した点などが以前の連続狙撃事件と似ている」と報じた。
今回の狙撃が、同一犯の犯行である場合、11度目の狙撃があった14日以来5日ぶりに起きた事件になる。これは、犯人が最も長い間、犯行を再開せずにいたことになる。
▲警察の捜査〓ワシントンDC、メリーランド、バージニアの警察は、主要道路を規制し、以前の連続狙撃事件で目撃者らが証言した白い自動車(バン)を 続けて追跡している。
アシュランド警察はまた「18日あるトラックレンタル会社で見つかった薬きょうが、以前発見されたものと同種かどうかも調べている」と述べた。この薬きょうは18日、会社に返納された白いトラックから見つかった。
警察は「連続狙撃事件で発見された0.223口径の薬きょうとは異なって、今回は0.3口径の薬きょうであるものとみられる。正確な結果は、月曜ごろに分かるだろう」と説明した。警察によると、これまで発見された11の薬きょうのうち9本は0.223口径で、残りの2本はひどく損傷し判別できなかった。
▲アルカイダの仕業?〓一方、連続狙撃の実行犯がイスラムテロ組織「アルカイダ」とかかわりがあるかも知れないとの疑惑が提起されている。ABCテレビは18日、米連邦捜査局(FBI)が先週、あるテロ実行犯から「アルカイダが狙撃班を作って訓練させる場面を目撃した」との供述を確保したと報じた。
パリ駐在の米大使館を爆破しようとしていた疑いで逮捕されたこのテロリストは捜査官らに「アルカイダが米国での攻撃のために、3人からなる狙撃班を結成した」と述べたと伝えられた。
FBIは、この報道について公式の確認を拒否しており、狙撃事件の実行犯とアルカイダとのかかわりについてはこれと言った証拠がない状態だ。
しかし、米国土安全保障局のトム・リジ局長は18日「ワシントン全域が恐怖に陥るなど明白なるテロ効果をあげていることからテロの可能性を排除できないでいる」との立場を表明した。
金承眞 sarafina@donga.com






