国防部は、4日の国会国防委員会の国政監査で軍首脳部が西海(ソヘ)交戦の事前徴候を黙殺した疑惑があると主張した国防部情報本部所属の5679部隊(朝鮮民主主義人民共和国に対する通信傍受部隊)の部隊長、韓哲饁(ハン・チョルヨン)少将に対して、5日付で電撃的に職務解任を決定し、韓少将の発言をめぐって波紋が広がっている。
国防部は6日、「韓少将は国政監査で軍機密の『ブラックブック』(北朝鮮情報一日報告書)を公開するなど突出した行動で物議をかもし、これ以上の職務遂行が不可能だ」として韓少将を解任し、崔永官(チェ・ヨングァン、陸士28期)准将を部隊長代理に任命したと明らかにした。
国防部はまた、韓少将の主張に対して7日から特別調査に着手することにした。国防部は、このため、6日、金勝広(キム・スングァン、陸軍中将)国防改革委員会副委員長を団長に合同参謀本部戦争態勢検閲室、国防部監査官室、情報分野関係者など10人の調査団を投入し、今週中に調査を終えることにした。
国防部関係者は「西海交戦の発生直前、北朝鮮警備艇の北方境界線(NLL)侵犯に対する韓少将の報告書に、北朝鮮の挑発可能性を示す具体的な情報が含まれていたかどうかと、当時金東信(キム・ドンシン)長官の指示内容などを集中的に調査する方針だ」と話した。
また韓少将の国政監査での言動が、軍事機密保護法違反に当たるかどうかについても、徹底的に調査することにした。
これに対して韓少将は、国防部関係者を通じて特別調査に応じる意向を明らかにしたとされる。国防部関係者は、また「韓少将が『西海交戦直後に退役志願書を提出したときは返していながら、今になって職務解任にするのは納得できない』と不満を述べた」と伝えた。
韓少将は、西海交戦後、軍首脳部と摩擦を起こし、今年7月に退役を申請しており、今年11月末で予備役に編入される予定だった。
尹相虎 ysh1005@donga.com






