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公共賃貸住宅、必要な所には建てず需要のない地方に過剰供給

公共賃貸住宅、必要な所には建てず需要のない地方に過剰供給

Posted September. 23, 2002 22:38,   

住宅のない低所得者のために建てられる公共賃貸住宅が、いざ必要とされる所で建設されずにいる。この反面一部地域では、賃貸住宅が残るほど過剰に供給されるなど、賃貸住宅の需給体系は乱脈を極めている。

建設交通部(建交部)が23日国会建設交通委員会に提出した国政監査資料によると、今年上半期に全国で1万5731世帯の公共賃貸住宅が建設された。

そのうち住宅普及率(前年末比)が110%を上回る△全羅北道(チョルラブクト、住宅普及率117.1%)に2120世帯をはじめ△全羅南道(チョルラナムド、124.5%)1495世帯△江原(カンウォン、119.9%)1154世帯△忠清北道(チュンチョンブクト、114.6%)853世帯△慶尚北道(キョンサンブクト、117.7%)565世帯△忠清南道(チュンチョンナムド、124.3%)290世帯——など計6477世帯が建設された。

これらの地域では、一様に賃貸住宅の供給過剰で、賃貸事業者が事実上倒産していて、1万2800世帯から5万2000世帯分にのぼるマンションが、そのまま事実上倒産した会社の事業場として残っている。

これに対して住宅普及率が79.7%にとどまっているソウル、釜山(プサン、89.2%)、大邱(テグ、85.6%)、蔚山(ウルサン、92.8%)など全国の平均住宅普及率(98.3%)をはるかに下回る地域では、1世帯も建設されていない。

建交部の李春熙(イ・チュンヒ)住宅政策局長は「これまで、民間建設企業が公共賃貸住宅建設事業を主導したため、こうした問題が生じた」とし「今後、政府が建設する国民賃貸住宅は、地域別の需要などを考慮、首都圏に60%を建設し、残りの世帯も広域市と産業施設の密集地域に集中させたい」との考えを示した。

また国政監査資料によると、国民賃貸住宅を建設するために開発制限区域(グリーンベルト)から取り除くようにした事業候補地のうち、位置が変わったり事業規模が減った所が少なくなく難航している。

今年初め政府が、グリーンベルトから解除したことを受けて、国民賃貸住宅の建設を決めた首都圏の候補地11カ所のうち8カ所だけが、宅地開発予定地区に指定され、開発の手続きを踏んでいる。

残りの3地域のうち2地域は、今月中に追加で宅地地域に指定することが可能だが、1カ所は規模の縮小と位置の変更が不回避なことが分かった。

政府投資機関のある関係者は「政府が『量だけ満たせばよい』との考えから、総量的な賃貸住宅の建設計画だけを打ち立てているだけで、きちんとした管理を行っていないため、こうした問題が続いている。賃貸住宅政策の全般についての再調整が必要とされる」と指摘した。



黃在成 jsonhng@donga.com