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ブッシュ大統領、イラク攻撃で「外交努力も考慮」

ブッシュ大統領、イラク攻撃で「外交努力も考慮」

Posted August. 22, 2002 22:09,   

21日、ブッシュ米大統領主催で開かれた国家安全保障会議(NSC)は非常な関心を集めた。

「西部のホワイトハウス」と呼ばれブッシュ大統領が休暇を過ごしているテキサス州クロフォード牧場で、米中央軍のフランクス司令官が今月5日にイラクを狙った戦争計画をブッシュ大統領に報告してから16日ぶりに開かれる会議だったからだ。イラクに対する強硬論を主導し、「反悪の主軸」3人組にあげられるチェイニー副大統領とラムズフェルド国防長官、ライス安保補佐官らがヘリコプターでそろって出席した。イラクに対して穏健論を唱えているパウエル国務長官は参加しなかった。

このため、イラクに対する攻撃決定が差し迫ったという噂が流れた。

米紙ニューヨークタイムズのコラムニストのモーリン・ダウドは、「軍部に対する民間指導者のクーデタ謀議だ」と非難した。もと大将のパウエル長官と軍部の慎重論にもかかわらず、強硬派たちがイラク攻撃計画を推し進めている状況をやゆしたものだ。

しかしブッシュ大統領は、会議後の記者会見で「会議でイラク問題は論議されなかった」と言い切った。会議では、今後5年間の軍事予算について討議が行われたと明らかにした。大統領は、イラク問題が論議されなかった根拠として「フランクス司令官が出席しなかった」ことを指摘した。

ブッシュ大統領は、また「イラクのサダム・フセイン大統領を退けるのは世界の利害と一致する。しかし、(退けるために)あらゆる可能な技術と外交、情報を考慮するだろう」と述べた。

AP通信は、同日の会見について、ブッシュ大統領が「イラク攻撃間近か説」を沈静させるために努力する雰囲気だったと伝えた。ブッシュ大統領も「私は忍耐心の強い人間だ」と強調した。

しかし、わずか数時間後に近くのポート・フード軍基地でラムズフェルド長官は、兵士たちに「大統領がまだ決定はしていないが、イラク攻撃について考えている」と述べた。また、地球の反対側のカザフスタンで記者会見したフランクス中部司令官は、「ブッシュ大統領に信頼できる選択肢を提供するため、イラクに対する軍事計画をまとめているところだ」と明らかにした。



konihong@donga.com