北部同盟軍が降伏タリバン兵1000人を密閉した大型コンテナの中で窒息死させた。
アフガン戦争を取り上げた米誌ニューズウィーク最新号(26日付)は、カーバーストーリで、昨年11月、クンドゥズで降伏したタリバン兵1000人以上が意図的に殺害されたと報じ、これに対する米政府と国際団体の責任問題を集中的に取り上げた。次は、記事のまとめ。
モハマッドは、昨年11月タリバン兵捕虜をシベルガンの刑務所に移送するコンテナトラックの運転者に指名された。彼は、出発の前夜である11月28日、約束の場所に到着、数百人あまりのタリバン兵捕虜が、裸になってコンテナに詰め込まれるのを目撃した。
「慈悲」を求めるタリバン兵捕虜の言葉に気が弱くなったモハマッドは、監視の目を避け、コンテナに空気の穴を開けて食料も入れてやった。
しかし、自分のトラックに乗った捕虜を助けようとしたもう一人の運転手は発覚し、兵士らに集団殴打された後、監禁された。
「のどが乾いて死ぬかと思った。のどを潤すために互いの汗をなめあった。数時間たつとみんな理性を失ってしまった。刑務所に到着したとき、生存者は40人に過ぎなかった。運転手がコンテナのドアを開けるとだらりと垂れた死体が魚のようにバラバラと飛び出した。」(生存したタリバン兵の証言)
遺体は、シベルガンの刑務所から車で15分の距離のダストイレイリに埋葬された。近くの町の住民は、兵士らがブルドーザーで埋葬しているのを見たと証言している。
当時の犠牲者数は960人以上になると推定される。しかし、当時、北部同盟の指揮にあたったドスタム将軍配下の兵士は「100〜120人程度がけがをしたまま移送される途中、死亡しただけだ」とし、コンテナの中での集団窒息死を強く否定した。
米国が集団窒息死に直接かかわったという物証はない。しかし、米国が責任を免れることは難しい。米軍特殊部隊が当時、少なくても3日間は問題のシベルガンに駐留していたことが確認されたためだ。
集団虐殺の真実を立証する国連の極秘内部メモもある。このメモは「シベルガン虐殺が政治的に敏感な問題であることを考慮し、明確な決定が出るまでいかなる措置もとられてはならない」と書いてある。国連までこの問題を一応覆い隠そうとしていたことをうかがわせる。
アフガン人権会議の関係者は「赤十字社にこの問題を調査するよう重ねて求めたが、返されたのは冷ややかな反応だけだった」と話している。ダストイレイリ虐殺は、アフガン戦争の「臭い秘密」の中の一つだ。
金正眼 credo@donga.com






