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出身地解雇の馬事会前課長が競馬場で飛び降り自殺

出身地解雇の馬事会前課長が競馬場で飛び降り自殺

Posted August. 14, 2002 22:47,   

韓国馬事会の金鍾信(キム・ジョンシン、45)監査室処長が、14日午前11時50分ごろ、京畿道果川市(キョンギド・クァチョンシ)のソウル競馬場5階にある観客席から15m下の2階に飛び降り死亡した。

目撃者のカン某氏(62)は「観客席5階の手すりに、スーツ姿の男性がすがっていたが、やがて飛び降り、駆けつけてみたら頭から血を流して倒れていた」と話した。

金氏は、馬事会でリストラが行われる直前の1998年9月17日、企画課長から人事課長になり、それ以降本格的に進められたリストラ作業に関わった。

金氏は、東亜(トンア)日報が、馬事会のリストラについて、政治色と出身地域を中心に行われたという、馬事会内部の文書などを根拠に報道(3月20〜22日付、A1・3面など)したのを受け、解雇された職員たちが呉榮祐(オ・ヨンウ)前会長などとともに、勤労基準法違反の容疑で同氏を告訴したことによって、検察の取り調べを受けてきた。

金氏は、馬事会が労使共同で結成した真相調査委員会でも、リストラ絡みで数回にわたって取り調べを受けている。

金氏を調べた馬事会関係者は「金氏が調査を受ける時、数回『死にたい』と話し『ここ3年間とても苦しかった、良心のかしゃくを覚えて苦しかった』と話していた。検察ですべてを明らかにしたいというので、検察に連れていったこともある」と述べた。

真相調査委員会で金氏は、馬事会のリストラが行われる直前の98年9月初め、当時企画室のチョ某副室長と労組委員長、李某秘書室係長とともに、リストラ対象者について話し合い、当時取り上げられた10人が整理解雇者リストに含まれたと供述した。

金氏は、また「誤ったリストラについて大きな責任を感じており、当時、構造調整対象になった職員たちが受けた苦痛について心から深く反省している。自分の過ちについて申し訳なく思っており、二度とこうした不幸が同社で起こらないことを望みたい」と供述していた。

警察は、金氏の正確な自殺動機を捜査中だ。金氏には、夫人と高校1年の娘(16)がいる。



李勳 dreamland@donga.com