
2002韓日W杯以降、「欧州進出1号」となった李乙容(イウルヨン、27、トラブゾンスポル)がファンの熱狂的な歓呼のなかでトルコ入りした。
李乙容は6日午前、18時間の長距離旅行の末、新しく巣のトルコ1部リーグクラブのトラブラゾン・スポルがある黒海沿岸のトラブゾン空港に到着した。
李乙容が空港の到着ロビーに現れると、現地時刻で午前0時30分の夜中なのに150人のトラブラゾンサポーターがトラブラゾンの応援歌を合唱しながら李乙容の名前を連呼し、花火を打ち上げた。満面に笑みを浮かべた李乙容は、あるサポーターに肩車をされまま空港を抜けたが、一部のサポーターは李乙容の宿舎まで追っかけてきた。
これより先立って李乙容は、経由地のイスタンブルでも大々的な人気を実感した。当初、空港待合せ室でトランジットを待つ考えだったが、押寄せる取材陣の要請に押されて空港を抜けて3、4社のトルコ放送局やCNNとインタビューした。
李乙容がインタビューをしている間、現場で待機していたトルコ韓国人会の関係者も「キムチは私がもつ」などの横断幕と李乙容の似顔絵を振るっていた。現場には、韓国戦争参戦勇士の6人もいた。
鞖克仁 bae2150@donga.com






