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株価急落 721ポイント、コスダックは60割る

株価急落 721ポイント、コスダックは60割る

Posted July. 24, 2002 23:15,   

政府は24日、田允迵(チョン・ユンチョル)副総理兼財政経済部長官が出席した経済長官懇談会を開き、最近のアメリカ発の悪材料が国内経済に及ぼす影響と対応策について話し合った。

長官らはこの会議で「米経済の行方によって韓国経済が影響を受ける可能性はあるが、現在としては不確実性が多く、影響の度合いを予測するのは難しい」と診断した。

政府は、当分の間、弾力的な通貨運用をはかるなどマクロ政策基調を維持することにした。ウォン高対策については、外国為替平衡基金債券(外平債)の発行枠を2兆〜3兆ウォンさらに拡大し、為替変動保険の規模を現行の4兆ウォンから5兆ウォン程度へ引き上げ、ドルを買う資金として使う方針を発表した。

この日の総合株価指数は、反発1日で急落に転じ、前日比22.11ポイント(2.97%)低い721.41で取り引きされた。コクダック指数も同2.07ポイント(3.35%)安の59.54になった。

大信(テシン)証券は「反発が期待されたいた米株価が4日連続で急落すると、投資心理が急激に冷え込んたうえ、外国人投資家と機関投資家による売りが殺到し、株価が大きく値下がりした」と分析している。

株価指数は取り引き中、一時715台まで下がったが、午後スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が国家信用格付けを上方修正したというニュースが広がると、小幅反発した。

東京と香港などアジア主要市場も軒並み急落した。

東京株式市場は、日経平均が午前中は10,000円台を保ったが、午後は前日比267.91円(2.63%)低い9947.72円台へと、もろくも10,000円台を割り込んだ。日経株価10,000円台が崩壊したのは2月20日以来5ヵ月ぶりとなる。



朴來正 申錫昊 ecopark@donga.com kyle@donga.com