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金炳賢、かろうじて12試合無失点守った

Posted July. 24, 2002 23:16,   

「不幸中の幸い」

米プロ野球アリゾナ・ダイヤモンドバックスの金炳賢(キム・ビョンヒョン、23)は、セーブの機会を逃してもチーム打線に助けられ幸運の勝利を収めた。

24日、アリゾナ・バンクウォンボールパークで行われたコロラド・ロッキース戦。金は4—2でリードしていた8回表2死満塁の危機の場で、ファンの起立拍手を受けながら登板した。しかし、2ストライク・1ンボールの有利なボールカウントで正直な勝負の末、コロラドのウリべに3打点もの「走者一掃」の2累打を浴び、4—5で瞬時に逆転を許して今シーズン4番目の「Blown save(セーブの状況のなか登坂してチームのリードを守れなかったこと)」となった。

しかし、野球は誰の予想も許さないスポーツ。アリゾナは続く8回裏でマクラッケンの2打点もの2塁打とウォマックの2点ホームランによりまた8—5で再逆転に成功し、金に勝利を与えた。これに勇気づけられた金は9回に安打2つを打たれたが、無失点に抑えた。

8回2塁打を放ちホームを踏んだ3人の走者が前に登坂した同僚投手たちの失点になったおかげで、この日、金は記録上1回3分の1イニングの間、3安打2奪三振に無失点。当然12試合無失点行進も続いた。

シーズン成績は4勝1敗26セーブとなり、平均自責もかえって2.09から2.05と好転した。

一方、ボストン・レッドソックスの遊撃手ノマー・ガルシアパーラは、29回目の誕生日だったこの日、デビルレイズ戦第1試合で3回2点ホームラン2本と4回満塁ホームランを放ち、メジャーリーグで連続イニング3ホームランを打った最初の選手となった。自分の誕生日に3ホームランを打った打者としても初めてである。



金相洙 ssoo@donga.com