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「金大統領、特検の捜査を受けるべき」ハンナラ党代表

「金大統領、特検の捜査を受けるべき」ハンナラ党代表

Posted July. 18, 2002 22:28,   

野党ハンナラ党の徐清源(ソ・チョンウォン)代表は18日、国会の代表演説で「権力がらみの不正事件は、大統領自らが特別検事(特検)の捜査に応じるべきであり、これを最後まで拒否するならば、わが党は重大な決心をくださざるを得ない」という立場を表明した。

徐代表は「権力の中核人物、アジア太平洋平和財団(亜太財団)、大統領の甥と息子までがみな権力腐敗ゲートにかかわっていたことが明らかにされ、いまでは大統領夫妻だけが残されている」とし「大統領は特検を任命する決断をくだし、国会での国政調査とテレビ聴聞会も当然行うべきだ」とする考えを強調した。

同代表は続いて「不正の温床になった亜太財団は、創設者の大統領自身が解体を命じなければならず、(現内閣は)中立内閣ではなく親衛内閣であるだけに、原点から再び(内閣改造を)行うべきだ」と要求した。また、張裳(チャン・サン)国務総理代理の体制については「国会同意を得る前に総理の職を遂行するのは、明白な違憲であり、三権分立への挑戦だ」という見方を示した。

同代表はこれとともに△朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への支援と金剛山(クムガンサン)観光の暫定的中断△太陽(包容)政策の見直しなどを求めた後、△腐敗清算と政治改革に向けて国会内に「政治革新特別委員会」を設置すること△政府と政党の間の政策協議会を活性化させることなどを提案した。

徐代表は、また公的資金の民間金融機関への投入をめぐる国政調査とテレビ聴聞会については「現政権が避け続けるならば、わが党は政権交代の後でも必ず進めたい考えだ」と述べた。



鄭然旭 jyw11@donga.com