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「韓国IT、ワンダフル」W杯で韓国イメージ向上

「韓国IT、ワンダフル」W杯で韓国イメージ向上

Posted June. 28, 2002 22:34,   

▲世界人が注目する「KOREA」〓韓国人の期待とは違って、外国人が韓国に対して持っているイメージには「分断国家」「政治、経済が不安定な国」といった否定的なものが多い。88年のオリンピックが韓国を広く世界に知らせたことは事実だが、イメージまで変えることはできなかった。

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が5月に、72カ国の1万2793人を対象に実施した調査でも、「分断国家」が33%でもっとも多く、W杯(29%)、高度成長(25%)、88年五輪(13%)の順だった。「韓国を良く知っている」、または「韓国を知っている」とした回答は28%に過ぎなかった。

しかし、今回の韓日W杯は、そうしたイメージを変えさせる機会を提供している。

世界各国に出ている駐在員や同胞たちは、「今回のW杯のように、韓国に関する肯定的なニュースが集中して伝えられたのは初めてだ」と口をそろえた。

1950年に日本に渡り、自動翻訳ソフトウェアを開発している高電社のコ・ギス社長は、「韓国が世界から集中的にスポットライトを当てられているのは、韓国戦争、朴正熙(パク・チョンヒ)の暗殺事件、通貨危機など、すべて否定的な事件だった」とし、「今回のW杯のように、韓国に関する肯定的なニュースがあふれたのは生まれて初めての体験だ」と述べ、日本の雰囲気を伝えた。

このような変化は、世界人を一挙に熱中させるW杯というイベントの性格と、韓国代表の4強神話、「赤い悪魔」で象徴される全国民の情熱的かつ秩序ある応援などの三拍子がうまくかみあい、相乗作用を起こしたからだ。

外国の有数のマスコミは、韓国チームの勝利だけでなく、他に類例を見ないほどの熱情的な「街頭応援」と「情報技術(IT)強国、韓国」を連日浮き彫りにした。米国と欧州のマスコミは「赤い悪魔の踊りが韓国を変えている」「東方の太陽が韓国で火を噴き出している」などの見出しをつけ、地元の読者たちに韓国の強い印象を植え付けた。

また、韓国チームの闘魂と韓半島を覆った赤い悪魔応援団の熱情と自制力が、60億の世界人たちにテレビ画面を通じてありのまま伝えられ、「情熱の国、コリア」という認識を刻み込んだ。

▲芽生える新しいシグナル〓韓日W杯の効果が早くも表れているのがIT産業の分野だ。6月中の三星(サムスン)電子の英国でのプロジェクションTV販売は、昨年6月に比べて10倍以上も伸びた。韓国製電子製品に対する関心は、W杯本大会に進出したドイツ、スペイン、イタリア、ポーランドを中心に広がっている。KT(旧韓国通信)は、最近、インドネシアと1億ドル規模の「e政府」プロジェクトを取り付けた。アジア通信市場の攻略を狙ってW杯公式パートナーとなったKTは、W杯マーケティング効果を5兆ウォンと推定している。

三星SDSは、中国の休養施設専門企業と2億ドル規模の観光情報プロジェクトを進めることにした。中国では、「IT強国、韓国」のイメージが集中的に浮き彫りにされ、IT関連製品の販売が急増すると期待されている。

韓日W杯は、韓国製品を扱う販売業者たちにも、自負心を与えた。LG電子のアラブ首長国連邦の現地ディーラ、アブドゥラ・ムダドさんは、韓国のLG本社にメールを送り、「韓国の地位が驚くほど高くなった。LG製品を扱っている自分も自負心を感じている」と述べた。

W杯公式パートナー契約をしている現代(ヒョンデ)自動車の販売業者たちも事情は同様。同社欧州本部の金ヨンファン取締役は「ディーラたちからW杯の後援会社になって本当によかったという称賛が寄せられている。広告効果だけをでも数十兆ウォンは超えるだろう」と話した。



李炳奇 河壬淑 eye@donga.com artemes@donga.com