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米、ロシアに市場経済の地位付与決定

Posted June. 07, 2002 23:08,   

ドン・エバンズ米商務長官は「ロシアが(92年市場改革に着手して以降)ここ10年間にわたって成し遂げた目覚ましい経済的変化を反映し、ロシアに市場経済の地位を付与することを決めた」と述べた。

クレムリンは「米商務省の発表に先立ち、ブッシュ米大統領がプーチンロシア大統領に電話をかけてきて、こうした事実をあらかじめ伝えてきた」と説明した。

プーチン大統領は先月、ブッシュ大統領がロシアを訪問した時、ロシアに市場経済の地位を付与するようを強力に希望したが、ブッシュ大統領は「米国内法が定めた通りにしたがう考えだ」と原論的な回答だけをしていた。

ロシアのマスコミは「今回の決定によって、ロシアは米国との貿易紛争で、米国の他の主要貿易相手国と同等の待遇を受けるようになるだろう」と報じた。

ゲルマン・グレープ・ロシア経済貿易長官は、国営放送のRTRテレビとの会見で「今回の措置はロシアで進められてきた改革に対する象徴的認定であり、一つの信号で、(外国資本の)対ロシア投資に非常に有利に働くものとみられる」と述べた。

プーチン大統領も「米国の決定が両国の経済関係に活力を吹き込むだろう」とし歓迎の意を示した。

これに先立ち先月29日、モスクワで行われたロシア-欧州首脳会談でも、EUのプロディー執行委員長は「ロシアに市場経済の地位を付与する」だと明らかにしていた。

これによって、ロシアの世界貿易機関(WTO)への加入交渉が加速化する見通しとなった。

すでに、マイク・ムーアWTO事務総長は「ロシアのWTO加入が予想より早まり、来年中旬ごろ可能になるだろう」との考えを示したことがある。



金起顯 kimkihy@donga.com