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海印寺では座禅も中断しW杯観戦

Posted June. 04, 2002 22:53,   

「ワールドカップか、座禅か」

韓国仏教の最大宗派、曹溪宗(チョゲジョン)の最大修行寺である慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)にある海印寺(ヘインサ)が4日、「少々変わった」話題で持ちきりだった。

海印寺は、先月26日から夏の3ヵ月間の修行に入る「夏安居」(ハアンゴ)が始まった。今年の「夏安居」には、全国から1800人余りの僧侶が参加しており、同期間中はお寺の出入りが禁じられた状態で修行に没頭する。

しかし、海印寺は、ワールドカップ(W杯)の熱気が盛り上がると、4日午後8時半にキックオフする韓国—ポーランド戦のテレビ中継を「夏安居」に入った僧侶たちにも団体で視聴できるよう、修行の「一時解除」を認めたのだ。

このことが知られると、海印寺の長老たちは「座禅修行に入った僧たちが、勉学はそっちのけにして団体でサッカー試合を見るとは、修行精神に背くことではないか」と激怒したという。

曹溪宗の幹部、ウォンチョルさんは「公式論議ではなかったが、W杯のテレビ中継視聴をめぐって、僧侶たちの間でいろんな意見があったが、やっぱり国を挙げての大行事であるとは言え、夏安居期間中のテレビ視聴は困るという結論に到達した」と述べた。海仁寺は、苦慮の末、座禅室の僧侶たちの団体視聴は禁じる一方で、事務所や図書館などで三々五々連れたってテレビを見るのは黙認することにした。

海印寺の突発的な騒ぎは、境内のサッカー熱気が背景にある。海印寺は毎年、端午(旧暦5月5日)の前後に僧侶チームと近隣の住民たちがサッカー大会を開いており、境内には事実上「サッカー専用球場」顔負けの運動場も持っている。



金甲植 gskim@donga.com