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[社説]民主党と自民連が手を握ると言うが

[社説]民主党と自民連が手を握ると言うが

Posted May. 28, 2002 22:19,   

与党民主党と野党自民連が、今回の地方選挙で協力することで原則的合意に達したものの、これを見つめる国民の視線は厳しい。首都圏では民主党、忠清(チュンチョン)圏では自民連だけが、市・道知事候補を出すということは、いかなる大義名分を掲げても、選挙用の政略と見ざるを得ない。

なかでも、地域主義という非難を避けることは難しい。地域を分けあって、一地域を一政党が引き受けることは、決して健全な発想とはいえない。一部の有権者にとっては、支持政党の候補がいないわけで、それだけ民意をわい曲する可能性が高い。民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補は、昨日の記者懇談会でも「分裂時代の連続か、統合の時代に進むのか」と、地域主義の克服を強調した。果たしてこのようなやり方の協力が、地域主義の克服であるといえるだろうか。盧候補がこれまで主張してきた政策構図への政界再編とも程遠い。

両党の選択は、民主党は首都圏、自民連は忠清圏で惨敗するかもしれないという危機感のためだ。そこで、互いに票を集めようということだが、いかに状況が差し迫っているといえ、すでに失敗と判定された「DJP(金大中、金鐘泌)協力」を成功させることができるだろうか。

民主党と自民連は、これまで数回にわたって協力と離別を繰り返してきた。97年の大統領選挙では互いに協力して、DJP連合政権を発足させたものの、2000年の総選挙では別れた。その後、議員の往来で協力関係を修復したが、林東源(イム・ドンウォン)統一部長官の解任問題で再び離れた。さらに今回、また協力するというから、わけがわからなくなる。国民の目には、互いが必要のない時は切り捨てて、状況がせっぱ詰まると、再び結合する打算関係と映っている。

なかでも、どの党とも組むという印象を与えている自民連の政治スタイルは、理解できない。ハンナラ党と民主党間で、綱わたり政治をするような姿は情けない。

実際に、協力が効果的かどうかも疑わしい。ともすると、大義名分も実利もすべて逃す恐れがある。誤った政治スタイルを審判する主体が、有権者であることは言うまでもない。