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三星電子が開発に成功、次世代半導体「DDR−11Dラム」

三星電子が開発に成功、次世代半導体「DDR−11Dラム」

Posted May. 27, 2002 23:00,   

三星(サムスン)電子は、次世代のメモリー半導体として脚光を浴びる「ダブルデータレート(DDR)-11Dラム」の開発に世界で初めて成功したと、27日発表した。

同製品は、従来のDDRよりもデータ処理の速度が2倍以上速い「次世代DDRメモリー半導体」で、1秒間にハングル4100万字の分量を処理することができる512メガ級だ。

三星電子は同製品に、1.8Vの低電力動作、0.12μm(マイクロメーター、1μmは100万分の1m)の超微細工程などの各種の新技術を適用させた。現在47件の特許を申請中であり、このうち8件はすでに米国の特許を取得した。

三星電子は、米国IBMと共同で製品の性能テストを実施、検証を終えている。

三星電子は、512メガDDR—11を今年の年末から量産する計画であり、DDRの生産比重も、年末までに50%以上に拡大させ、高性能Dラム市場をリードする戦略だ。半導体市場調査専門機関のデータクエストは、今年はDDR製品がDラム全体市場の40%を占め、来年には66%まで増えると予想している。



朴庭勳 sunshade@donga.com