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さすが中田、小野はちょっと…日本—スエーデン戦

さすが中田、小野はちょっと…日本—スエーデン戦

Posted May. 27, 2002 14:16,   

中田英寿(パルマ)と小野伸二(ペイエノールト)。日本サッカーを代表する2人の「ヨーロッパ・スター選手」の明暗が交錯した。

25日に東京・国立競技場で行われた日本とスウェーデンの親善試合。両選手はともに「ポジション変更」という新しいチャレンジを迎えた。

前半がスタートすると中田は、本来の攻撃的MFからスウェーデンのゴールポストの方に向かって一歩前進した。日本チームのトルシエ監督は、柳沢(鹿島)を最前方ストライカーに、中田を中盤のストライカーに配し、中田のパスとシュートをともに生かすための戦略を練った。FWに変身した中田の活躍は素晴らしかった。中田は同日、両チーム合わせて最も多い3つのシュートを放ち、「日本サッカーのリーダー」としての役割を果たした。

鈴木(鹿島)が柳沢と2トップになった後半では、中田は攻撃的MFに戻って攻守をコントロールする役割を担った。FWとMFの複数ポジションをこなし、両方とも合格点を取ったもの。

反面、「サッカー・キッド」小野の動きは期待以下だった。小野は前半に代表チームでは初めて右サイドMFとして出場したが、左と中央を幅広く使っていた前のポジションに比べて活動範囲も狭く適応も遅い印象だった。特にセンターライン付近を超えるたびにユングベリ(アスナル)の対応に追われ、まったく攻撃の糸口をつかめなかった。小野は後半に入って本来の右MFポジションに戻ってきたが、別に優れたプレーを見せることなく後半11分にブラジルから帰化した三都主アレサンドロ(清水)と交代させられた。

三都主はスピードとフットワークでスウェーデン陣営を何回も突破して小野と対照的だった。

トルシエ監督は、小野を右に立てる大胆な配置で、小野と三都主のポジションが重なる問題を解決しようとしたが結果は失敗に終った。

FWにまで縄張りを広めて大活躍した中田とは違って、小野は三都主に「ベスト11」のポジションを奪われる危機に直面した。26日の日本の新聞もほとんど「小野の調子は良くなかった」と評価した。小野は試合終了後「自分のプレーに物足りない」と述べ、もどかしい気持ちを漏らした。



朱性元 swon@donga.com