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李明載検察総長「沈黙は金なり」

Posted May. 18, 2002 09:53,   

「捜査不干渉」「有力人との接触自制」「無言のメッセージ」

金大中大統領の次男、弘業(ホンオプ)氏と、三男弘傑(ホンゴル)氏に対する捜査を総括指揮する李明載(イ・ミョンゼ)検察総長の近況を要約して表わした言葉だ。

李総長は金弘傑氏がソウル地検に召喚される前日の15日の昼、ソウル瑞草区(ソチョグ)のあるホテルで「子どもを安心して登校させる運動」の財団理事長である金壽煥(キム・スファン)枢機卿に会った。

その場で金枢機卿が「この頃はたいへんご心配だと思いますが、」と言葉をかけたものの、李総長はにっこりと笑いながら「財団を導いて頂き、有り難うございます」と「的外れな答え」をしたと伝えられている。

同日行われた李総長の執務途中外出は、1月17日に就任して以来4回目のこと。李総長は就任当時「すべての不当な外部の影響力から検察権を守りぬくことを約束する」と言明して以来、大統領府をはじめとした権力核心層との接触を避けてきたと、石東鍱(ソク・ドンヒョン)大検公報官は述べた。

李総長はこれまで、日本の法相とドイツの司法委員長がそれぞれ韓国を訪れた時に大検庁舎の席を外しただけで、昼ご飯も毎日構内食堂で食べている。

残りの1回の外出は、11日に金弘業(ホンオプ)氏について捜査中だった中央捜査部捜査チームと昼ご飯をともにするために行われた。その席でも「毎日、ご苦労様。新聞を呼んで知りたいことがあるので、捜査チームに電話して聞きたかったけれど電話をかけなかった」と言ったきり、口を開けなかったそうだ。

李総長は、ソウル地検と大検の捜査進行状況について報告を受ける時も、ただ聞いているだけで別に指示をすることはないと伝えられている。

金弘傑氏が召喚された16日、李総長と会ったある検事長は「平素も口数が少ない方だったが、この頃はめったにお口を開けないので重苦しい心境だ」と言った。

李総長は17日、石公報官が「外部の人々が総長の近況についてよく聞いてくる」と言うと「僕は何も話さない方がいいと思う」と言ったそうだ。

大検のある幹部は、「李総長が沈黙を続けるのは、より公正で徹底した捜査をしてほしいという無言のメッセージではないだろうか」と解釈している。



丁偉用 viyonz@donga.com