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アジア太平洋財団 正式に活動終了

Posted May. 02, 2002 09:23,   

各種の疑惑や事件で幹部が拘束されているアジア太平洋平和財団(亜太財団)が5月1日、正式に活動を終了した。

4月18日の緊急理事会で、金大中(キム・デジュン)大統領の退任まで暫定的に活動を中断することを宣言してから2週間たった。

全員が辞職届けを出し、4月30日には職員のほとんどが財団を離れていたため、ソウル市麻浦区東橋洞(マポグ・トンギョドン)の亜太財団ビルは静まり返っていた。ボイラー技師、警備員、庶務、経理担当職員がそれぞれ1人ずつ残り、ビルを管理しているだけだった。

94年に設立され、一時は70人余りも採用していた職員は、通貨危機以降、リストラが繰り返され、活動を終了する直前には約30人に減っていた。

亜太財団のホームページ(http://www.kdjpf.or.kr)も所在地と地図が削除されたままの状態で放置されている。

亜太財団が活動を終了させる公式の理由は「財政難」だった。金大統領の次男、金弘業(キム・ホンオプ)副理事長と、「東橋洞の執事」と言われる李守東元理事ら幹部らが、各種の疑惑事件に関与していたことが明るみに出てから存亡の危機に追い込まれていた。これまでに幹部4人が拘束されている。

亜太財団は、92年の大統領選挙で敗北して政界引退を宣言した金大統領が、英国留学から帰国した後の94年1月に設立した。韓半島の平和と統一問題、アジアの民主化、世界平和についての理論と政策開発などを本領としてきた。

金大統領は、財団を母体に国民会議を結成したが、97年の大統領選挙では財団は金大中政権づくりの「後方基地」の役割を担った。



金善宇 sublime@donga.com