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韓国代表 非公開で秘密の練習

Posted April. 24, 2002 09:31,   

2002ワールドカップ(W杯)大会を目前に控えた韓国サッカー代表チーム「ヒディンク師団」が最後の練習に余念がない23日、坡州(パジュ)国家代表トレーニングセンター(NFC)。

23日、一般人はもちろん、取材陣の入場まで徹底的にコントロールされた中、韓国代表チームの非公開の練習が行われた。代表チームの非公開練習は韓国代表チームのヒディンク監督が就任して以来、初めてのことだった。今まで代表チームの練習の様子をすべてマスコミに公開してきたことからみて、同日の練習は「切り札の戦略」を整える「秘密練習」であることは言うまでもない。

訓練場の出入が統制された状態で、取材陣は宿所後ろ側の丘の上で、訓練場そばの鉄条網を通じて選手の様子を見るしかなかった。同日の練習は、2002W杯の組別リーグで韓国と同じD組のポーランド、米国、ポルトガルチームの長所、短所に基づいて、もっとも効果的に入り込みゴールにつなげる練習が繰り返された。

同日の非公開練習の中心は、セットプレーだった。「セットピース(set piece)」と呼ばれるセットプレーは、フリーキックやコーナーキックなどストップした状態で行うプレーで、ゴールにつなげる可能性の高いもの。練習の内容が漏れると、相手の逆転戦略に巻き込まれかねない。

同日のセットプレーの練習はコーナーキックの状況で、約束されたプレーをうまく展開するのがポイントだった。ヒディンク監督は同日、尹晶煥(ユン・ジョンファン)、李天秀(イ・チョンス)、宋鍾国(ソン・ジョングク)、李乙容(イ・ウルヨン)など4人の専門キッカーを中心に、彼らに両側のコーナーで交互にコーナーキックをさせ、OF5〜6人がゴールの前でお互いに競争しながら、足と頭で絶えずゴールを入れる練習が続けられた。

また同日、フリーキッカーがゴール前のフリーキックの状況で、ち密に約束されたセットプレーを完成する練習も続いた。二人ずつぺアを組んで、コーチが蹴飛ばすボールを二人が競争して先にゴールを入れる練習を繰り返した。

同日、ヒディンク監督はコーチスタッフや選手にはもちろん、ホジンマスコミ担当者にも練習の内容を明かさないよう指示を出した。ホ担当者は同日、記者との話の途中で思わず練習の内容をばらしかねないため、最初から訓練場所に現れず宿所で本を読んで時間を過ごしたほどだ。

秘密練習の前日、ヒディンク監督は「韓国の対戦国であるポーランドと米国、ポルトガルに対する攻略法を重点的に練習する予定だ。サッカーで秘密はないが、たまには非公開でやるのが役立つ場合がある」と述べた。ヒディンク監督は24日午後の練習も非公開とし、これから数回さらに非公開の練習を実施できると付け加えた。

W杯など主要な国際試合となると、参加国は練習について公開か非公開かを決めた後、練習に臨む。公開をしても選手の番号を隠したり、ユニフォームを互いに着替えて練習に臨む。理由はたった一つ、最大限戦力の露出を避けるためだ。とくにビデオカメラによる練習場面の露出はかなりの情報が相手に流出することになる。

許丁戊(ホ・ジョンム)KBS解説委員は「W杯の際には、あらゆる視線がサッカーに集中するだけに、各チームは一つの情報でも手に入れようとする。セットプレーなどの戦術的な面で、相手チームへの情報流出を最小限に抑えることも重要なため、非公開の練習が必要な場合が多い」と述べた。



梁鍾久 yjongk@donga.com