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マスコミ側の勝訴増える マスコミへの訴訟

Posted January. 10, 2002 09:27,   

最近マスコミを相手どった訴訟が急激に増加しているなか、マスコミ側の勝訴率が大幅に高くなっていることが分かった。

マスコミ事件の担当であるソウル地方裁判所民事25部(安泳律・部長判事)によると、去年1年間に同部が1審判決言い渡したマスコミ・出版関連の訴訟21件の中で、マスコミ側が10件勝訴し、47。6%の勝訴率を見せた。

これは2000年のマスコミの1審勝訴率9.1%をはるかに上回り、1990〜2000年の勝訴率27.6%の2倍以上高くなっている。

代表的な勝訴事例は、缶詰製造会社が「缶詰に有害物質でるホルマリンを入れたという検察の間違った捜査発表をそのまま放送した」という理由で、マスコミ8社を相手どって訴訟を起こしたが、全部棄却された事件だ。

「牧師世襲制」報道を巡る教会とマスコミとの訴訟、公演に対する酷評やアンチサイトの内容による名誉毀損で訴訟した場合も、原告側ががみな敗訴した。

裁判所の関係者は、「コラムや評論を通じて自由な意見を開陳した部分や、国家機関の報道資料にもとづいた記事などは、マスコミに責任を問うことは難しい」と述べ、「ここ数年間マスコミ関連訴訟が増えて巨額の損害賠償判決が相次ぐなか、マスコミが報道に慎重な態度を取っていることも、マスコミ側の勝訴率が高まっている原因だろう」と述べた。

また、2000年に40件だった訴訟件数は、去年は84件と倍以上に増え、それに訴訟価額が数十億ウォンにのぼるなど、無理な訴訟の乱発もマスコミの勝訴率を高めた原因の一つとされている。



李姃恩 lightee@donga.com