アフガニスタンのタリバーン政権によって破壊された、世界最大の磨崖石仏、「バーミヤンの石仏」が復元される。
昨年3月、偶像破壊という名のもとにタリバーンによって破壊され、世界の人々の心を痛めた、人類文化遺産が、アフガン暫定政権によって再び復元されることになった。ラヒン・マークジュムアフガン文化相は、12月30日、世界最大規模の高さ53mと37mの巨大石仏を再建すると公式発表した。
暫定政権は今年5月までに具体的な復元計画をたてることにし、実物の10分の1大の複製記念品を作って必要な財源を集める予定だ。また、日本、中国などアジアの仏教国家の支援も期待している。
世界の文化遺産を管理するユネスコは、人類文化的価値が大きな石仏を元の状態そのままの姿に復元するため、昨年末、現場を15日余りにわたって精密調査した。
今度の調査によって、タリーバン政権の破壊過程が明かにされた。
タリバーンは、巨大石仏を破壊するためにバングラデシュと、スーダンなどアラブ諸国の岩盤破壊専門家らを動員して、4日間にわたって徹底的に破壊したと現地の住民は話した。タリバーン政権は破壊した石仏を放置し、バラバラになった残骸もその大半がパキスタン、日本などへ密かに搬出されたという。
MSNBCドットコムの報道によると、石仏はタリバーンの最高指導者オマル師の指示によって破壊されたが、大半のアフガン人やタリバーン政権の一部ですら石仏破壊に反対したという。
バーミヤンの谷の砂岩絶壁に刻まれた2つのバーミヤン石仏は、ヘレニズム様式の影響を受けた秀作として、考古学的価値が非常に高い宝として評価されていた。2‾5世紀頃クシャン仏教王朝時に築造された。アフガン仏教が盛んだった6、7世紀頃には、岩から響く神秘な説教を聞くために、中国やインドの信徒が集まった。当時50㌢を超える鼻孔を通じて響きわたる、説教はその壮大さとともに畏敬の念を呼び起こした。
河宗大 orionha@donga.com






