
SKナイツがクリスマスを迎えて10連勝を達成した。
SKナイツは「兄弟チーム」とも言えるSKビックス戦で、今シーズン2連敗を喫してから一勝を挙げ、10の球団の中で初めて全球団を相手に勝利を果たした。また、この日の勝利で「今シーズン最多」、「チーム結成以降最多」となる10連勝の快速行進を続け、東洋オリオンズとトップタイに並んだ。
25日蚕室(チャンシル)室内体育館で行われた2001—2002アニコール・プロバスケットボールのビックス戦で、ナイツが勝利を達成できた原動力となったのは、ソ・ジャンフンとエリック・マーティンの強力なリバウンド。
1クォーターからソ・ジャンフンとマーティンがチームの12リバウンドのうち6個ずつを記録してリバウンドを掌握したのに対し、ビックスのマクドウェルは何と4つのエラーを犯し、負傷中のアイクに代わってこの日初めて起用されたクリス・ホワイト(リバウンド一つ)は、最初からリバウンド争いでソとマーティンに押されてしまった。さらに、チームのフリースローの成功率も39%と、低調だった。
ナイツはこのような流れを試合の最後まで維持し、88—80で難なく勝利を挙げた。ソ・ジャンフン(31点、12リバウンド)とマーティン(15点、16リバウンド、7ブロックシュート)ガ内郭を守り、チョ・サンヒョンは相手のムン・ギョンウンを13点に抑え、3点シュート5つを含めて23点で、外郭を守った。
ビックスはこの日の敗北で、アイクが負傷で抜けてから4連敗を喫してしまった。
麗水(ヨス)では、LGセイカスとコリアテンダー・プルミが何とそれぞれ4人の選手を交換する過去最大のビッグ・トレードを行ってから初めて対戦し、接戦が予想されたが、コリアテンダーが121—108で大勝した。両チームともに、移籍選手が大活躍し、コリアテンダーのエリック・イバーツが何と45得点し、LGはカール・ボイド(33点)、マイケル・メドックス(25点)も自分の役割を果たしたが、チョ・ソンウォンが12点にとどまったのが敗北の原因となった。
ジョンスンが11月11日の負傷から6週間目にしてチームに加わったKCCイジースは、ジョンスン(24点、8リバウンド、4ブロックシュート)が3クォーターに12得点する大活躍に支えられ、99—91でモビス・オトモンズを下して3連勝を挙げ、本格的な上昇基調に乗った。
安陽(アンヤン)は相変わらず、三星(サムソン)サンダスに強かった。
今シーズン、SBSスターズ戦で2連敗を喫するなど、全球団を相手に一勝も挙げられなかった三星サンダスは、今シーズン3番目となる対戦でも、68—77で負け、「安陽ジンクス」から脱皮することができなかった。昨年シーズンに、合わせて7回のトリプル・ダブルでシーズン及び歴代の最多記録を打ち立てたSBSのリオン・デリックは、この日、今シーズン初のトリプル・ダブル(13点、14リバウンド、10アシスト)を記録した。
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