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軍、初の女性将軍に辛淑鎬大領が有力

Posted November. 07, 2001 11:29,   

韓国国軍創設53年ぶりに誕生する初の女性将軍には国軍看護士官学校校長の辛淑鎬(シン・スクホ、49、看護士官学校6期)大領(大佐)が有力視されていることが、6日までに分かった。

軍の関係者は6日、「その間、歩兵と看護兵課の女性大領6、7人を相手に進級審査を行った結果、辛大領が適任者であるという判断を出されたものと理解している」とし、「近日中に、軍首脳部の決済と金大中(キム・デジュン)大統領の裁可を受けて、8日発表することになるだろう」と語った。

その間、女性将軍の候補には戦闘兵課から女軍士官学校24期の嚴玉順(オム・オクスン)大領と同期の閔慶子(ミン・キョンジャ)大領が取り沙汰されていたが、健康および経歴不足などの問題で歯止めがかかり、代案として看護兵課から女性将軍が輩出されることになった。

辛大領は陸軍本部看護兵課長の梁承淑(ヤン・スンスク、51、幹部候補生29期)大領と競い合ったが、看護兵課から将軍が出るとすれば一般大学出身よりは看護士官学校出身でなければならないという、いわば軍内部での「正統性」を問う考え方が大きく働いたといわれている。

辛大領は1975年に任官し、91年には国軍医療支援団所属でサウジアラビアへ国連平和維持活動(PKO)に参加しており、国防部健康増進担当官、医務司令部医療管理室長などを経験した。



esprit@donga.com