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アリゾナ、NLチャンピオン戦に初進出

Posted October. 16, 2001 09:42,   

セントルイス・カージナルの今回の大リーグのディビジョンシリーズにおける対戦相手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスではなく、カット・シリング(35)だった。

もっとも、完璧な制球力に、1回から9回まで158kmもの剛速球を投げる投手を相手に得点することは容易なことではない。セントルイスのトニ・ラルサ監督は「シリングは偉大だった。彼を相手にした敗北なら、現実として受け止めやすいだろう」と話した。

エースのシリングの完投に支えられ、アリゾナがセントルイスを破り、3勝2敗で98年のチーム結成以来初めてナショナル・リーグのチャンピオンシップシリーズに進出した。

アリゾナは15日、ホーム球場のバンクウォンボールパークで行われたディビジョンシリーズ最終5次戦で、9回裏にトニ・ウォーマックのさよならヒットで2—1のわずかな差で勝利を手にした。

この日の勝利の立役者はやはりシリング。一次戦で3安打の完封勝ちを挙げていたシリングは、5次戦でも9回まで強烈な剛速球で三振9つを奪い、6安打、1失点の見事なピッチングを見せた。

プレーオフの2試合で18イニングの間、9安打に1点だけを許し、2勝に平均自責は0.50。

1、5次戦で彼と対戦したセントルイスの20勝投手、マット・モリスも2試合で15イニングの間、わずか2点だけを許したが、打線の支援を受けられずどちらも敗戦を記録した。

5次戦は終始、手に汗を握らせる名勝負だった。アリゾナが4回にレッジ・サンダスの本塁打でリードしていたが、8回、セントルイスのJP・ドリュウが抜打ち的なソロ本塁打を放ち、1—1の同点に追いついた。

アリゾナがブルペンに先発要員のランディ・ジョンソンまで待機させ、延長戦に持ち込まれるかのように見えていた勝負は9回裏に劇的に分かれた。口火を切ったのはプレーオフで15打席、無安打でスランプに陥っていたアリゾナ先頭のマット・ウィリアムズが放ったライト前の2塁打だった。

バントと四球による1死、1—3塁。トニ・ウォーマックがスクイーズバントに失敗し、3塁走者がアウトとなり、チャンスが遠のいたかのように見えた。しかし、2死、2塁でウォーマックはレフト前のさよならヒットを放ち、アリゾナにチャンピオンシップシリーズのチケットをプレゼントした。この試合で金炳賢(キム・ビョンヒョン)は登板しなかった。

アメリカン・リーグのディビジョンシリーズでは、2連敗のニューヨーク・ヤンキースがオークランド・アスレチックスを9—2で破って2連勝し、勝負を振り出しに戻した。シアトル・マリナーズもクリーブランド・インディアンスを6—2で下し、2勝2敗で最終5次戦で勝負が決まることになった。



金相洙 ssoo@donga.com