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タリバーン「必ず報復する」

Posted October. 09, 2001 09:05,   

アフガニスタンを実効支配しているタリバーン指導者、モハマド・オマール師とテロの主要な容疑者とされているオサマ・ビンラディン氏は7日夜(現地時間)から開始した米国の報復攻撃直後、ムスリム(イスラム教徒)先兵らに米国に対するジハード(聖戦)を展開するよう呼びかけた。

オマール師は「米国に対するジハードはムスリムの義務事項」だと述べたと、UPI通信が8日報じた。ビンラディン氏はすでに準備しておいたビデオを通じてムスリムらに「今回のこと(アフガニスタンに対する米国などの報復攻撃)で世界は今、信仰をもつ者と、異教徒に分かれようとしている。すべてのムスリムは信仰を守るため、立ち上がるべきだ」とし、米国に対抗しジハードとして臨むことを宣言した。このビデオはカタールの衛星テレビ局アルジャジーラが放映した。

アフガニスタン政府側も「報復」を訴えた。アフガニスタンのザイーフ駐在パキスタン大使は8日、「今回(米国と英国の)、野蛮な攻撃はアフガニスタン人を団結させるだろう」とし、「アフガニスタン人は新たな植民地支配の計画に抵抗して反発するだろう」と話したとAFP通信が報じた。

また、パキスタンペシャワルに駐在するナジブルラ・アフガニスタン総領事は8日、「カブールおよびカンダハルと連絡を取ったところ、米国の攻撃で大きな被害はなかったという」とし、タリバーン軍事らは報復する準備を整えている」と語った。

DPA通信は8日、「アフガン・イスラミク・プレス」(AIP)を引用してタリバーン軍はカブール北側60キロ地点に2000名の兵力を追加で動員し、新たな防御線を構築したと報じた。

3次攻撃が終了した直後の8日午前、カブールの在来市場は通常通りの営業を開始した。住民らは攻撃による被害を調べるため、外を見回す姿が目撃された、とAP通信は報じた。カブール市内4ヵ所の病院を訪れた負傷者はいなかったとし、カブール空港は閉鎖となった。

一方、反タリバーン勢力の北部同盟はカブールから北側40キロ離れた場所にあるバグラム空軍基地から周辺の山にあるタリバーン軍基地を多連発ロケット弾で攻撃しており、タリバーン軍はソ連製BM21ロケット弾で対応し発射した。

北部同盟の攻撃は米国と英国のアフガニスタン攻撃が開始された1時間後の7日夜10時(現地時間)から8日午前3時まで続いた。

北部同盟関係者は「カブールまでの進撃は近く開始されるが、カブール周辺はタリバーンが警備を強化した場所であることから、占領するまでは数週間はかかるだろう」と語った。

アフガニスタンを実効支配しているタリバーン指導者、モハマド・オマール師とテロの主要な容疑者とされているオサマ・ビンラディン氏は7日夜(現地時間)から開始した米国の報復攻撃直後、ムスリム(イスラム教徒)先兵らに米国に対するジハード(聖戦)を展開するよう呼びかけた。

オマール師は「米国に対するジハードはムスリムの義務事項」だと述べたと、UPI通信が8日報じた。ビンラディン氏はすでに準備しておいたビデオを通じてムスリムらに「今回のこと(アフガニスタンに対する米国などの報復攻撃)で世界は今、信仰をもつ者と、異教徒に分かれようとしている。すべてのムスリムは信仰を守るため、立ち上がるべきだ」とし、米国に対抗しジハードとして臨むことを宣言した。このビデオはカタールの衛星テレビ局アルジャジーラが放映した。

アフガニスタン政府側も「報復」を訴えた。アフガニスタンのザイーフ駐在パキスタン大使は8日、「今回(米国と英国の)、野蛮な攻撃はアフガニスタン人を団結させるだろう」とし、「アフガニスタン人は新たな植民地支配の計画に抵抗して反発するだろう」と話したとAFP通信が報じた。

また、パキスタンペシャワルに駐在するナジブルラ・アフガニスタン総領事は8日、「カブールおよびカンダハルと連絡を取ったところ、米国の攻撃で大きな被害はなかったという」とし、タリバーン軍事らは報復する準備を整えている」と語った。

DPA通信は8日、「アフガン・イスラミク・プレス」(AIP)を引用してタリバーン軍はカブール北側60キロ地点に2000名の兵力を追加で動員し、新たな防御線を構築したと報じた。

3次攻撃が終了した直後の8日午前、カブールの在来市場は通常通りの営業を開始した。住民らは攻撃による被害を調べるため、外を見回す姿が目撃された、とAP通信は報じた。カブール市内4ヵ所の病院を訪れた負傷者はいなかったとし、カブール空港は閉鎖となった。

一方、反タリバーン勢力の北部同盟はカブールから北側40キロ離れた場所にあるバグラム空軍基地から周辺の山にあるタリバーン軍基地を多連発ロケット弾で攻撃しており、タリバーン軍はソ連製BM21ロケット弾で対応し発射した。

北部同盟の攻撃は米国と英国のアフガニスタン攻撃が開始された1時間後の7日夜10時(現地時間)から8日午前3時まで続いた。

北部同盟関係者は「カブールまでの進撃は近く開始されるが、カブール周辺はタリバーンが警備を強化した場所であることから、占領するまでは数週間はかかるだろう」と語った。



洪權憙 konihong@donga.com